
EF-Mレンズは現在二本がラインアップされています。EF-M 22mm F2 STM/EF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STMの二本です。
どちらもSTM==ステッピングモータによりドライブされ、フルタイムマニュアルだと言うことになっています。
EF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STMの方はIFなので、わからないのですが、EF-M 22mm F2 STMの方は、フォーカスが長くなるほどに前玉が繰り出されます。
で、気づいたのです。このレンズのピントリングはメカニカルなヘリコイドではないと言うことに……。
じゃあなんなのさ、というと、ピントリングの回転角に応じてモータが回ってヘリコイドをドライブする仕組みなのです。
つまり、カメラに装着して電源を入れて、フォーカスモードがMFもしくはAF+MFになっている状態でピントリングを回さないと何も起きないと言うことです。
だからなんだと言われるとソレまでですが、どっちにいくら回しても前玉がぴくりとも動かなかったのでようやく気づいたという次第で。EF/EF-Sレンズの場合は、HSMやSTMでフルタイムマニュアルと言えば、ピントリングとメカニカルなヘリコイドが直結していたモノですが。
snapper
ビデオカメラみたいな構造ですね.
(最近の小型ビデオカメラはピントリングも無いですが,大きいカメラね)
要するに回転型の入力装置ということですか.
もしかして,動画撮影時のAF対応ということ?
hiro
動画を強く意識しているのはあると思います。
それとは別に、STMの駆動構造に、リアルタイムMFを組み込むよりは、こういった構造にした方が簡単になるというのがあるのかもしれません。
いずれにしても、ピントリングは軽すぎず重すぎず、回しやすいのですが、なんというか、ピントを調整しているという手応えが少ないのがちょっと不満です(^^;
...すぐ、なれちゃいそうですけれど。