先週の木曜日に頓死してしまった我が家のデスクトップPC。経験的にケミコン抜けだと思ったわけで、速攻でマザーボードとCPU、メモリを買いそろえて交換してしまったわけです。もちろん、入れ替えた方はあっさり動作したわけですから、ケミコン抜けで間違いなかったと思われます。
およそ50ヶ月にわたって、我が家で、重たい仕事をさせられてきたPCですが、そんなわけで、引退となりました。こうしてみると、Socket939 の最後期のマザーですが、SATAが四本あったり、内部向けのIEEE 1394やらUSBやらが二つずつもあったり、IDEもまだ二本も内蔵していて、非常に贅沢な構成だったように思います。
いや、あんまり高くないヤツを選んだはずだったんですけれどね。当時は、このくらいのマザーが結構安かったので、助かりました。
今回も、安めに押さえようと思っていたのですが、買っていくらも経たないうちに、Socket 939はSocket AM2に取って代わられ、CPUのアップグレードもなにもあったものではなくなってしまったのは、既に書いたとおり。そんなわけで、多少高くても、と、AMD890GX搭載のマザーにしたわけです。コンデンサも、固体コンデンサを多く使って長寿命、らしいので、やはりそういう意味でも、次まで、長くアップグレードできるようになっていた方がきっといいのです。
Socket AM3/最大16GBまでサポートするこのシステムは、6コアのプロセッサにも対応できるので、プロセッサのアップグレードもありか?! と思っていたりもします。
そこまでしないでも、たとえば、30分弱の番組をH.264でエンコードしてPSPにいれて持ち出すのに、30分以上の時間がかかっていたのが、5分でエンコードが済むし、とにかく、想像以上に快適になって大満足なのです。
さらに、ASUSのマザーにExpress Gateというオマケがついていて、Windows 上から、付属のDVDを使ってインストールしておくと、起動時に、5秒くらいでLinuxベースの簡易システムが起動して、ウェブメールだとか、ウェブアクセスだとか、YouTubeの閲覧だとかができてしまうのです。へぇ、面白いじゃないですか。VAIOだとか、ネットブックとかにも使われているようなアレですよね。
日本語入力に難があったり、Windows 自体もそれほど待たされずに使えるので、ほとんど使うこともありませんが、結構面白く、意味もなくメール見たり YouTube見たりしてしまいました。
さて、仮想化にも対応していることだし、そのうち、どれかの、仮想化システム入れて、何かインストールして遊んでやろうかなぁ? Virtual PCか、VMWare Playerか、それとも VirtualBoxか……さてさて。
snapper
うちのPCもASUSなので,Express Gateがついてます.でも,ちょっとだけ遊んで消してしまいました.あまり,使い道が思いつかなくて...
確かに,マルチコアは,エンコード時の威力は絶大ですよね.
普段は,HDDの速度ネックが先に来るみたいで,ご利益が薄いのが残念ですが.RAIDとかSSDとかにしないとダメか?
SATAの6Gがついてるんですよね,ちょっといいかも.
hiro
録画用PCは、運転時間が長いので、省電力型、D954GCLFのシステムを使っています。
ここから、ネットワーク経由で、このPCに動画を引き込んで、エンコードします。
最初の段はTMPgEnc MPEG EDITOR3で、CMカットなどを施し、次の段で、HandBreakerに喰わせて、H.264にしています。
TMPgEnc MPEG Editor3は、フレーム単位でカットができ、GOP単位に満たなくなった部分だけ再エンコをします。
ネットワーク経由でファイルを引き抜きながらやっていると、この再エンコがかかる部分だけ、マルチコアの恩恵を受けているのが判ります。それ以外の部分は、明らかにネットワークのスループットの問題がありますね。もっとも、ファイルを事前に全部コピーするとしても、それだけで、かなりの時間がかかりますから、結局、この、エンコしながら引き抜いてくるのが理にかなっているように思います。
次段の、HandBreakerは、書いたように、6~7倍のゲインがありました。驚くべきことです。
さて、仮想化ソフトですが、とりあえず、XPモードを導入したので、Virtual PCが導入されました(^^;;
XPモードは、XP SP3を導入してくれますが、Microsoft Updateかけると、5回くらいリブートを食らって大変でした(^^; IEも最初は6が入っていたし。ウィルス対策も入ってなかったのでマイクロソフトのヤツを入れてみました(^^;