とにかく、壊れてしまったものは直さないといけません。 直すったって、ケミコン(多数)の中からビンゴを探し出して、取り替えるなんてやってられません。
となれば、パーツの更新です。当ブログをがさがさと漁ったら、2006年1月9日付で、地獄のはまり道を行きながら、やはりケミコン抜けで死んだAthlonXP 1800+のシステムを、Athlon64に入れ替えていた顛末が出ていましたよ。
あれから四年と二ヶ月。まぁ、更新時期といえばいえなくもないところに来ていたのは確かです。
とりあえず、会社をちょいと早く抜けて、アキバへ。迷ったのですが狙いはAMD890GXのシステムにすることに。いや、790FXあたりで、ってのも考えたんですが、Athlon64にした時、ソケット939の最後期で、そのあと、すぐにソケットAM2へと移行されてしまい、アップグレードもなにもあったものじゃなくなったのが脳裏をよぎって、マザーボードやチップセットは少しでも新しいものにしておいた方が、長くいけるような気がしたんです。
と、いうわけで、ASUS M4A89GTD PRO/USB3という、NEC製USB3.0をx2口搭載したマザーに、奮発して8GB(2GBx4)のメモリと、ややけちってPhenomIIではなくAthlonII X4 630という構成で組み上げました。
前回のケミコン抜けは、死にながらHDD上のデータを道連れにしてくれたために、生き返るのに地獄を見ましたが、今回はデータ破損は、幸いにしてなかったために、ドライバ類の更新だけで済みました。
最も手間取ったのはライセンス認証作業でしょうか。音声ガイダンスに従って54桁もの数字を入力させられた挙げ句、うまく更新できずにオペレータ行きにoTL
オペレータさんは、丁寧に、こちらの要求を聞いてくれて、ライセンス番号を発行してくれたので、問題はなかったんですが、まぁ無駄な手間はかかりました。
さて、ソレでは早速、と、Windows Experience Indexです。以前のシステムは、総合3.9/CPU 4.1/MEM 4.7/AERO 4.1/3D 3.9/HDD 5.9だったのですが、さて、今回は......と、あれれ? あんまり上がってないぞ?
と、思ったら足を引っ張っているのは、オンボードのRadeon HD4290の性能が低いのでした。まぁ、これはそれでいいやという気で買ったんだし、以前のGeForce 6600よりはずっといいのだから、それでいいんですけれど、ちょっと拍子抜け。
ただ、CPUとメモリが大増量なので、数字以上に快適に使えています。更新地獄も見なかったし、なかなかいい感じじゃないですか、ええ!!
snapper
ほやほやのチップセットを早速導入されましたね:-)
Phenomも安いチップがあったはず,と思ったらいつの間にか,3コアとか,L3が小さいやつとかが無くなったのですね.一部のマザーボードで4コアに出来たりしてAMDらしくて面白そうだったのですが.
MSのライセンス認証の件は,そういうこともあるのですね.うちでは,CPUが変わったときや,64ビットへ移行したときに,54桁?でうまくいっていたので.Windows7では,indexが5.9で飽和しないというのを聞いていましたが,本当なのですね.
ところで,AM3だとメモリは必ずDDR3なのでしたっけ?最近値上がり気味で困ったものですよね.
hiro
ほやほやです。
このマザーも、core unlockがあるので、Phenom II X2とかX3あたりを買って、というのも考えたのですが、動作保証があるわけでもないので、やめました(^^;;
# 動かなかったとき悲しい。
AM3はDDR3のみではないかと思います。
値段は確かに高いですねぇ。お金がないから1333越えのOC版を買ったりしないで、おとなしく1333にしましたが。8GBで、最大容量の半分しか積んでません(/_T)
30分ほどの番組をH.264へエンコードするのに、30分ほどかかっていたのが、5分になりました!!
マルチコア、恐るべし!!