FLレンズに手を出す

先日、所用がありまして、久々に横浜に出たので、カメスズによったのですが、ジャンクコーナーに、200円でFL 200m F4.5が売られておりました。また、その横には2,000円でFL 135mm F3.5が。

お散歩には広角寄りのレンズの方がいいので、オールドレンズに関しては、今までかたくなに望遠レンズには手を出さなかったのですが、200円という価格にぐらりと来たのです。

また、FD/NewFDとはまた違うレンズだっていうのもそそるのです。

絞り羽はきれいに動きますし、ヘリコイドも滑らかに動きます。先端が少しへこんでいますが、φ48なんていう変態サイズなので、フィルターを付ける気もないので良しとします。レンズをのぞくと、黒いぶつぶつがはっきりと見えますが、線状に白いのが広がっているよりはいいかと、購入することに。。135mmも一緒に買います。こっちはヘリコイドがやや重い以外は良好でした。

早速、帰って、200mmを前後に分解し、露出した四面をアルコールでふき取ってやると、あら、きれいに黒い斑点が消えました。ラッキー!前玉の名盤外して中も磨かないとかなあと思ったんですが不要でした。掘り出し物です。

実は、キャップと、レンズボディキャップがついていなかったので、ジャンクコーナから拾ってきたのですが、200円+100円でレンズより高かったです。

135mmの方もボディと前面、後面はアルコールできれいにふきます。コロナの時代ですから念入りに。

さて、それぞれ、35mm換算で320mmと216mmにもなる立派な望遠ですから、お散歩スナップにはなかなか難しいものがあります。

世の作例を探ってみようと、FL135mmとかFL200mmとかでググると、キヤノンミュージアムの他は、オークションや泥棒市場ばかりで、数例しか見当たりませんでした。

これは、自分で見出していくしかないかと、ペロの散歩に、雨が降ってなければ、持って行っていますが、なかなか、難しいです。画角が狭いのと、最短撮影距離が長いのとが、近くにあるものの撮影を難しくします。やはり離れたものを撮るのが正しいのかなあと、試行錯誤中です。