割と本格的なBASICが動く Orange Pico D(組み立てキット)を買って組み立てた。
Ichigo Jamもそうですが、出力先がビデオだったりするので、少々不便。(テレビにつなげられるは場合によっては決して簡単ではないのだ)
Orange Picoは、標準的にLCDをサポートしているので、aitendoで2.8インチ(タッチパネルなし)を買ってきて接続。これであとは電源とキーボードさえつなげば遊ぶことが出来る。
Orange Pico Dは、PS/2をサポートしたキーボードを接続するためだけのなんっちゃってUSB-Aではなく、ちゃんとしたUSBがついているので、USBレシーバを使ったUSBキーボードや、PS/2非対応のUSBキーボード、USBメモリなどをサポートしており、Orange Pico Aなどより、より使いやすくなっている。但し写真の左側であいているコネクタはそのなんちゃってコネクタなので、こちらにキーボードをつなぐ場合はPS/2サポートのあるものでなければならない。
USBサポートのため搭載されるチップ数が増えているため、半田付けの手間は多少増える。面倒クサイという人は完成品も売られているのでそっちを買えばいいだろう。尤も、こういうのって、半田付けも含めての楽しみのような気もするが。
aitendoで買ってきたこの液晶パネルは、裏にSDカードスロットがあるので、これ、使えないのかな、と、ちょっと考えて......。
ちなみに、初期状態のOrange Picoは、出力先がビデオになっており、液晶を接続しただけでは何も表示されない。キーボードをつないで、"config 2,1" としてやれば、液晶への表示が開始される。(多くのサイトで用いられている spitft 1でも可能なはず。但し、spitftは非推奨コマンドとなっている。)
なお、Orange BASICの最新版は1.07らしいが、購入したものには1.06が入っていた。この更新についてはまた。
Orange BASICについては、コマンド一覧こそあるが、あまりきちんとした解説がない。またどうも液晶とビデオとで機能的に差異があるようだが、その辺に関する言及もない。このボードの最大の難関は、このBASICに関する情報を入手することだろう。入門書があるようなので、それを買えという事なのかも知れない。
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