前回、故障して、部品を発注した件を書いたような気がしますが、配送予定5/15~5/31だったはずが、6月になっても届かなかったし、そもそも、トラッキング番号は付与されているに、一向にトラッキングすらできないので、流石に、売り主に、eBay経由で「どうなってるの?」と聞いたら、
「確かに発送したのに、トラッキングも出来ないとは知らなかった。キャリアに確認して連絡する。」
という返事が。で、結局キャリア(China Post)に問い合わせた結果「なくした」という回答だったそうで。いや、もうお金払ったし、ないと困るのよ。
「まだいるか?払い戻してもいいよ。再送すると二週間くらいかかるかと思うけれど。」というのですが、為替レートの関係で今払い戻されると2,000円前後損するのですよ。儲かるならちょっと考えたけれど。いずれにしても、VAIOの復活には必要なものなので、「いるから再送して」といったら、「すぐ送る」との返事。
で、またChina Postだろうと気長に待つ構えでいたら、速攻で届きました、今度はDHLで。無料発送なので、これきっと、売り主は赤字だろうね。とりあえず、なくしたのはChina Postだし、eBayのフィードバックは Positiveにしておきました。
さて、早速開腹して、交換です。バックアップは既に作ってあるので、入れ替えて、ATIでクローンを使って書き戻してやるだけです。
わたしのVAIO Zは、ソニー製品にしては比較的分解がやりやすい作りで、裏にある、バッテリーパックを、コインで回すタイプのネジ8本を外して取り外し、あとは、露出してるネジ6本と、液晶と干渉する部分に貼られているゴムクッションをめくった所にある2本を外せば、かぱかぱと蓋をめくることが出来ます。
SSDは特殊形状。裏表に二つの256GBドライブがマウントされ、RAID0で一つのドライブとして使うタイプ。
写真左中央付近にあるモジュールがそれです。
ネジ三本でトレイにマウントされており、トレイはネジ一本で本体にマウントされています。
SSDはフレキで接続されていて、接続部は黒いテープで固定されているので、まず、そのテープを外します。
コネクタにはツメなどの機構はなく、単に引っ張ると外れます。勿論フレキが断線したらそこでゲームオーバーなので、慎重に行います。
あとは、外したのと逆順で蓋を閉めて、ネジをとめて、バッテリーをはめて再起動するだけです。当然、システムなどないので、ATIを起動してリストアします。
RAID構成されていないので、そのままだと半分しか使えません。Intel Rapid Storage Technologyで、起動後にRAID 0を構成すればいいと、かかれているサイトがあったので、そのようにしたら、失敗して、再起動すると、VAIOのBIOSが持っている(?) RAIDメニューが出てきたので、そこで、RAID 0を組み直して、再度ATIを使ってシステムを復旧しました。
ディスク容量が倍になったので、使用率が50%を割り込んで大変快適になりました。
これで、あと五年はこのPCで戦えそうに思いますよ。
コメント