蒙古タンメン中本横浜店

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ようやく、期待の、蒙古タンメン中本に行ってきましたよ! そう、あのからうまラーメンの中本です。

中本の店舗は東京では山手線の西側に偏っているため、東側を生活圏にしている私には、なかなか行く機会がなかったのです。

横浜店ができたときは、すぐにでも行かねばと、思ったのですが、これがなかなか機会がなくて。たまに横浜にいけば家族とで、「そんな辛い物、馬鹿じゃないの?」といわれて却下され続け、ようやく、今日、機会を得たというわけです。

勿論、頼むのは、北極一択です。え、「初めての方ご遠慮ください」? そんなのは、華麗にスルーです。今まで、頼んで食べられなかった激辛は、札幌ドミニカのスープカレー(10倍)と、味覚石焼麻婆刀削麺(激辛)だけです。いかに北極が辛くても、この二つに比べるべくもないだろうと。でなければ、なんだかんだで大勢が食しているわけがないのです。

と、いうわけで、頼んだのは、「北極やさい」野菜を増すことで何かに対する免罪符を得たような気分になりつつ、いざ。

写真の通り、どろどろの赤いスープは、トウガラシがたっぷり入っています。一口飲めば、舌先が辛い。が、終始この舌先レベルの辛さで終了でした。はい、辛さについては正直、かなり拍子抜けです。このレベルなら、もう少し行ったところにある油そばのあぶらぶらぶらの唐辛子たっぷり入った地獄そばと同程度でしょうか。普段私が愛してやまない味覚の石焼麻婆刀削麺の大辛には遠く及びません。

まあ、味覚のは、唐辛子数種類に加えて、花椒など、違う種類の辛みも使っていますから、唐辛子だけだと、この辺りがいっぱいいっぱいなのかもしれません。これ以上、唐辛子で辛さを増していくと、スープのうまみがかき消されてしまい、ただ辛いだけのマズイ、行ってみれば空海で出しているアレのような、金をとっていいレベルではなくなってしまうので、仕方ないのかもしれません。

勿論、辛いことは辛いですし、食べ終わった後、体の中からぽっぽぽっぽして、汗が出てきますし、辛いもの好きならトライすべきではあります。が、それほど辛いのに強くない人でも、別段問題なく食べられることでしょう。唐辛子に負けないうまみもしっかりあって、丁寧にバランスを考えて作られていると思いました。