Free Power

最近話題のパワーアシストユニット(なのかな?)のFree Powerですが、ちょっと試乗してみたところ、悪くない感触だったので、今乗っている自転車に取り付けることにしましたよ。

と、いっても、テレビなどで次々と紹介され、人気となり、超品薄状態で、2~3か月待ちという状況らしいので、入荷するのがいつになるのかはまだわかりませんが。

パワーアシストといっていますが、ペダルを踏む際に、6時と12時の位置でトルクがなくなるのを、シリコンゴムの反発力で補おうというもので、反発力のもとになるゴムの弾性エネルギーは、結局は自分がペダルを踏むときの力でチャージしているわけですから、トータルでの仕事量的には全く変わらないわけです。決して電動アシストのようなものを想像してはいけません。

実際、平地から、緩やかな上り坂くらいまではアシスト的な作用を感じますが、ある程度以上急になるともはやゴムはつぶされっぱなしで、普通の自転車と同じです。過剰な期待は禁物です。エネルギーは保存されているのです。

ゴムの強度は、S, M, Hの三種類で脚力に合わせて選びますが、わからなければ試乗車があるので、試乗して決めればいいでしょう。つぶしたゴムの反発力でアシストするので、ゴムが固ければいいだろうというものではなく、適度につぶせる硬さが肝心らしいです。わたしはハードを選びましたが。

なお、ゴムは経年劣化があるので、数年で交換が必要になるようです。

数年したら消えてしまうのか、将来、自転車の標準的な装備になるのかはわかりませんが、今は、納品が楽しみです。