Anker SoundBuds Sport IE20を買ってみた

Anker SoundBuds Sportは安いのに思ったよりもよい音質・機能だったので、愛用しておりましたが、このたび、Anker SoundBuds Sport IE20なる新しいバージョンが出たので、そいつも買ってみました。
(写真右がIE20で左が旧SoundBudsです。)

仕様的には、Bluetooth 4.0から4.1対応になったことと、コーデックとしてaptXに対応したことが大きな違いでしょう。aptX対応のXperia Z3で確認したところ、わたしの貧弱な耳にもはっきりとクリアになっているのが判りました。

全体の従量は14gから15gと増えたモノの、耳回りにあった通話用のマイク、スイッチ類がケーブルの途中に追加された操作部に移動した関係で、むしろ軽く感じるようになりました。耳の部分も正方形に近くなって、邪魔に感じそうだと思ったのですが、むしろ、重量バランスなどの関係でか、フィット感が良くなっています。

電源スイッチは廃止され、スマートマグネットで、写真のように両耳部分をくっつけると自動的にOFFになり、離した瞬間にスイッチが入るようになりました。鞄の中に押し込んでいるときに、勝手にONになってしまいそうな気もしますが、移動中は殆どの場合使っているので、実用上の問題はなさそうです。

残念ながら、BTイヤホン特有の時折音が途切れる現象は、新旧双方ともに(もっというとSONY製等の他の製品でも同様に)あるので、そのあたり過剰な期待はしない方がいいでしょう。また、より高音質なLDAC対応のものと比べると音質的には当然のごとく劣るらしいので、ハイレゾ音源を満喫したいというような向きにもお奨めは出来ないでしょう。

しかしながら、この製品は、安価に、ほどほどの音質のワイヤレスイヤホンを求める向きには、圧倒的にお奨めです。