Zenfone5

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ARROWS A F201の猛烈な性能の悪さに辟易し、また、駄プログラムの開発環境としても、携帯電話としてのデバイス以外の端末が必要かなと思い、流行のSIMフリー端末に手を出してみました。

鉄板は、Google印のNexus5/6あたりでしょうけれど、今時だと、ポラロイドのPiguとか、ブックオフのAcer Z200なんかもあるし、型落ちXperiaなんていう選択肢もありますが、価格性能比的なモノを考えて、Zenfone5にしてみました。

Snapdragon 400 Quad core 1.2GHz / Adreno 305 / 2GB RAMは今日のスマホとしても、基本的に十分なパフォーマンスを持っていると思います。

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Snapdragon S4 pro Quad core 1.5GHz / Adreno 320 / 2GB RAMのARROWS A F201と比べるとスペック的な数字は落ちますが、ほぼ常時過熱によるクロック制限を食らっている ARROWSに比べて、普通に動作している事の多いデバイスですので、体感速度は遙かに上です。

ただし、AnTuTu Benchmarkを走らせると、3Dグラフィックスの性能に大きな開きがあることが分かります。十二分に冷却できる環境であれば、もしかしたら、ARROWS Aの方が、3Dゲームには向くかも知れません。尤も、そんな環境、まず考えられませんけれど。

SIMには、ヨドバシの480円SIMを導入しました。Wireless GateのWiFiスポットが使えて、DoCoMoのLTE/FOMAが使える契約のモノです。データ容量無制限で、上り下りとも250Kbps縛り。

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数日使ってみましたが、FusionのSMARTalkを使うには十分な品質があったし、チャット、メール、SNSやちょっとしたブラウジングなら十分すぎるほどのレスポンスです。

全体的に非常に満足度が高いのですが、中でも、Android 4.4.2 (Kitkat)になっているので、腐れ富士通がアップデートをしてくれないがために使えなかった数々のアプリが使えるようになったのはうれしいことです。更に、Zenfone5はLollipopへのアップデートも予告されています。

解像度は、ARROWSと同じHD (1280x720)ですが、5インチになっているので、密度は下がっているモノの、視認性は向上しています。この画素数なら5インチがベストじゃなかろうかという感じです。

ヘビーなデータ通信や、安定した通話網、そしてキャリアドメイン以外をブロックする設定のキャリアメールしか使ってない友人へのメール連絡を望むなら、依然、キャリアのスマホが必要ではありますが、用途を絞れば、こういった格安なプランで格安の電話で過ごすのもありだよな、と、思いました。

ちょっと面倒くさかったのがSIMのアクティベートですかね。Zenfone5は、最初からAPNの設定が多数入っていますが、この480円SIMのプランは入ってなかったし、APN設定して、専用アプリでサインアップするのも、少々手数が多かったので、それほど簡便でもありませんでした。まあ、指示通りやればいいだけなんですが、手数は少ない方がいいなと思います。この辺は、MVNO各社には課題かも知れませんね。