WiMAX2+

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WiMAXの帯域が1/3にカットされます。これまで30MHzの帯域があったWiMAXの20MHz分をWiMAX2に割り当てて、WiMAX2の帯域を2倍にする代わりに、WiMAXを1/3にするという施策です。

おい、WiMAXを年間契約で使っているんだけれど、これは詐欺じゃないのかい?と思っていたら、流石に、キャリア側もそこまで悪辣ではないようで、UQがまず、違約金と事務手数料なしで乗り換えられるキャンペーンを発表しました。

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わたしは、BIGLOBE経由で契約しているので、BIGLOBEが同様のキャンペーンを発表するのを、待って、待って、待って……気づいたら、2/19を以て、2年間の帯域制限なしのキャンペーン(?)も終了するということになり、もう、違約金払ってでもいいからWiMAX2+へ契約を変えよう、、、そう思って、手続きをしにいったら、契約確認ページの奥の方に「WiMAX2+へ契約を変えても違約金と事務手数料は発生しない」ということが書いてありました。なんだよ、もっと大々的に告知してよ!

というわけで、無事に、契約を乗り換えることができました。別にauのLTE網なんて使いたくもないので、普通にNAD11を端末として頼みました。が、NAD11用のクレイドルがとっくに製造中止という、現行機種のオプション品を製造中止にするという偉大なるNECクオリティで、クレイドルがないことをあとで知りました。まあ、無きゃないでもいいんですが、微妙に釈然としない感は残りました。

さて、NAD11はご覧の通りの小型軽量デバイス。今まで使ってたWM3300Rがばかばかしいまでに分厚いのが分かります。iPodTouchと同じくらいの大きさ、薄さにダウンサイジングです。au LTE SIMなるものを差し込まないと使えないのですが、au LTEなんて使ってないのに、なんでこんなモノが要るのやらと、釈然としないまま、逆らっても仕方ないので差し込んで起動。

USBで、PCにつないで、IP調べて、設定画面を開いたら、SSIDと管理パスワード、キーを変更し、DHCPの設定も変えて更に再起動。これで、今まで、WiMAXを使っていたデバイスがそのままこっちにも繋がるようになります。各機種の通信状況を確認したところで、WiMAXとはバイなら。BIGLOBEのサイトから解約手続きをしました。

SIMフリーのZenfone5やiPodTouch、PS Vita、Sony Readerなど、WiFi頼みのデバイスは多いので、うまく活用していきたいと思っております。

なお、体感ですが、もともとそんなにヘビーに利用する方ではないので、WiMAXとの違いはあまり感じておりません。そういう意味ではあまり意味の無い移行だったかも知れません。もっとも、今後WiMAXの帯域が絞られれば違った感想を抱くかも知れませんが。