Entapano C-01

IMGP0678

たった4,980円の円周魚眼カメラ、EntaniyaのEntapano C-01をゲットしました。

背面の液晶どころか、撮影枚数とかバッテリー残量とか日付とかを確認するための簡単なパネルすらない、超絶思い切った仕様のデジカメです。

勿論、何が写っているのかは、PCなりに取り込んでみるまで解りません。ファインダーもないけれど画角が広いので、フレーミングもあんまり気にする必要は無いし、被写界深度が猛烈に深いので、ピントあわせも特には必要ないという割きりっプリです。(ピント合わせというか、キャリブレーション的な操作はある。このため、レンズの回転によって、ピントがずれてしまわないように、初期位置をマーキングしておいた方が良いだろう。なお、時刻合わせは、microSDカードに、時刻を書き込んだファイルを置いて、それを読み込ませておこなう。)

デジカメウォッチの記事を見て、即発注したのですが、メーカから取り寄せということで、昨日ようやく届きました。ただ、シリアルナンバーが非常に若いので、なんというか、あまり周知されていないように思いました。

PICT0005

レンズは、1.4mmと猛烈に短い焦点距離。画角は183°。うっかりすると、指とか足元とかが映り込んでしまう広さです。

センサーの素性などは明らかではないですが、9Mピクセルで、Exif情報上は、焦点距離が6mmとなっていることから、推定で、8mmx6mmの1/2.5インチセンサーであろう事はなんとなく解ります。

電池は内蔵。今時珍しいminiBのUSB端子を持っていてUSB経由で充電とデータのやりとりを行います。記録メディアはmicroSDHCで、本体に内蔵の記憶領域などはありません。

AFなどないので、シャッターはものすごく浅いため、妙な感触です。シャッター音などないので、記録中を示す緑色のLEDが点灯することで、切れたことが解るというレベルです。

まん丸に切り取られた写真の新鮮さに、ぱちぱち撮って歩いています。盛大に指の写真を量産しながら、ですが。なれるまではこの辺りが課題です。

なお、Entaniyaでは、画角250°、GPS/電子コンパス搭載、14Mピクセル、動画撮影機能有りというEntapano C-02を開発中とのことですので、そちらもなかなか興味深いです。