オーストラリアで一番美味しくない食べ物は何?かつて、新婚旅行の最中にガイドさんに聞いたことと言えばコレ。オージーの彼女は困ったような顔をして「外国の人はベジマイトとかマーマイトとかが嫌いみたい」といった。
新婚旅行の最中に、スーパーとかでベジマイトを物色するわけにも行かなかったので、そのときは購入できなかったが、以来ずっと引っかかったままになっていたのがこれ。
そうだ、ベジマイトを食べよう。
そんなわけで、スーパーで、ベジマイトとクラッカーを買ってきた。早速、頂いてみた。見せてもらおうじゃないか、オーストラリアで一番まずい食べ物の実力とやらを?!
第一印象は、塩辛い。ひたすら辛い。が、それなりにうまみがないわけでもない。要するに色もそうだが、やたらと塩辛い味噌、という感じだ。実際イースト発酵食品らしい。うまいのか?と聞かれると確かに大して旨くはないが、正直、言われるほど不味くもない。オーストラリアの人が好んで食べることを考えると、そこまでのおいしさがないということで、噂が一人歩きしていったんじゃないだろうか?まあ、正直拍子抜けするくらいの味で、ビールには良くあった。塩辛さのレベルも、まあ丁度塩から程度のものだったし、ある意味、ビールと一緒に行くなら、むしろ美味しいとさえいえるんじゃなかろうかという感じだった。そんなわけで、オーストラリアで一番不味いは都市伝説だったってことかなあ。
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