EOS 70D

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EOS 40Dを使い続けてきましたが、この間、画素数が増える一方、連写速度の低下もアリ、また40Dが思いの外、よいカメラだったこともあって、更新を考えることはありませんでした。

が、流石に、色々な面で陳腐化が著しくもアリ、新しく出たEOS 70Dへの更新に踏み切りました。

EOS 40Dの1010万画素を凌ぐ2020万画素。秒間6.5コマは秒間7コマへ。DIGIC IIIはDIGIC 5+。常用ISO感度は1600から12800へと大幅に向上。背面液晶は、3.0インチながらバリアングル&タッチパネルになり、EOS Mとも操作性の点で共通性も高くなり、EOS M&EOS 70Dで運用するわたしにはうれしいことだらけです。

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特に、連写コマ速度の向上とISO感度の向上は、薄暗い競泳会場での撮影が多いことを考えると非常にうれしいポイントでもあります。

外観は、基本的には大きくは違わないのですが、ボタンの配置や、ボタン類の数などが変わっています。電源スイッチの位置も違えば、ライブビューの開始ボタンなども違っています。

デュアルピクセルCMOSセンサーによるライブビュー時のAFは、DCモータ採用のTAMRONレンズでは最後にコントラストAF動作が入るため、正直それほど高速ではありませんが、キットレンズの、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMのようなステッピングモータドライブのレンズではぴたりと決まって気持ちがいいです。レンズをSTMに揃えたくなってしまうほどです。お金がないので無理ですが。

ISOオートでの撮影は、かなり積極的にISOを設定上限まで持ち上げていくので、シャッター速度を稼げる反面、室内撮影などだと、ISO6400(デフォルトでの設定上限)に張り付いてしまったりするので、ケースバイケースで切り替える必要があるかも知れません。

流石に、ISO6400ともなればそれなりに、色ノイズも出ていたりしますが、EOS 40DのISO1600よりも抑え気味だと思います。

WiFi機能はなかなかに面白いです。スマホに写真を取り込む機能もそうですが、EOS Remoteでスマホ側でLive Viewしながらシャッターを切れるのは便利そうです。

レリーズは、EOS 40DのRS-80N3から、EOS Kiss DNで使っていたRS-60E3に変更されています。EOS Kiss DN用に買ってあったのを引っ張り出してきました。また、EOS Mで利用しているRC-6も使えます。EOS 60Dから、レリーズなどは、EOS Kiss系列と共用に変わっていて、70Dもそのトレンドを引き継いでいるようです。RS-80N3の方がグリップ感がいいのですが、まあ仕方ないでしょう。

記録メディアがCFからSDに変更になっているのもEOS 60Dからの継承でしょう。絶対的な性能と信頼性ではCFの方が今でも優れていると思いますが、UHS-I対応のSDHC/SDXCカードなら、まあ、実用上はあまり問題はないでしょう。EOS Mとここでも共用できるので、32GBのSDを三枚で運用することにしました。EOS M用/70D用/予備です。

19点クロスセンサーは11点のEOS 40Dに比べて大きく進化したところでしょう。ファインダー内にグリッド線や、水準器が表示出来るようになったのも大きいですね。プレシジョンマットを交換する必要がなくなったのは大変に便利です。

まずは、本格的な撮影は、日曜日の県ジュニア優秀選手招待記念公認記録会から、ですが、大変楽しみです。