フィルム送りがおかしかったりして

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とりあえず、一本撮りきったのですが、フィルム送りがちょっと不調で、二重露光してたり、から送りされてしまったりと、意外と撮れていたのは少なかったです。が、まあ、そこはそれ。

撮れているものは、それでも撮れているので、何枚か、載せてみます。

まずは、新橋駅前のSLです。レトロなカメラの被写体としてはぴったりじゃないでしょうか?

絞り気味で撮っているせいもあってピントもばっちり。思ったよりもシャープな描写のレンズです。発色は、まあ、こんなもんでしょうかね?

色合いがあっさり気味なのは、カメラやレンズのせいなのか、コダックのフィルムのせいなのか、ちょっとよくわかりませんが、デジタルとはまた違った色合いってことで。

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次は、赤っぽいのをちょっと。

赤坂の外堀通りからちょっと一本入ったところにあったお店の店先の提灯。

これまた、PEN Sによく似合う被写体じゃないですか? ホッピー……って、どんだけ昭和なテイストなんだよって。

赤の発色は、デジタルの比較的苦手とするところで、銀塩らしい艶っぽい感じで撮れていると思いますがどうでしょうか?

ハーフだから特に画質が低いというようなことはないと思いますが、当時はどうだったのでしょう?

フィルムもかつてはどんどん品質が改善されていましたから、PEN Sの時代に撮ると、ハーフはハーフなりだったのかもしれませんが、今時のフィルムでは現像してしまえば違いはあまりないのかもしれません。

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色合いとしては、赤がやっぱり特徴的なように思います。オリンパスだったらオリンパスブルーじゃないのか? と、いうような話もありますが、デジタルと比べるとやはり赤がどのカメラでもそうですが、印象的だと思います。

そんなわけで、バーガーキング。レンズは歪曲収差もほとんどなく、いい感じです。まあ、単焦点ですからさもありなんですけれど、6000円で作れと言われたカメラのレンズ。妥協はしなかったとはいっても、昨今の、異常分散ガラスや非球面レンズをつかっているわけでもなく、基本に忠実にテッサ-型で作られているわけですから、この写りは立派じゃないでしょうか?

とりあえず、送りがおかしい件は、もういちどオーバーホールして、組み上げ直してみました。今のところ、異常はないように思いますが、シャッター羽根に油分による粘りが見られたので、ジッポーオイルで洗浄しておきました。

バネが一本ないように思うので、ソレは代替品を発注しておきました。明日届くはず。ソレを組み入れて今一度、撮影に臨んでみたいと思います。さらなる作例はまたそのときに。