Sony Reader PRS-T2は単体で多くのことをこなしますが、いくつかの場面でPCが不可欠になります。
即ち、完全にPCフリーではないわけです。このあたりは、ベースにAndroidを用いていても、スマホやタブレットとは異なる性格を持っているということです。
まずは、ファームウェアの更新です。PRS-T2は、発売日にはファームウェアの更新が公開されており、把握している範囲では、Facebook連携機能に問題があったのを修正していますから、この機能を利用したい場合はアップデートが必要になります。これは、PC上の eBook Transfer for Readerを使ってしか出来ないようです。Androidスマホやタブレットのように、設定からファームウェアの更新へと行くことは出来ません。
更に、書籍データの管理ですが、PRS-T2では本体の2GBのメモリ乃至はSDHC 32GBまでのmicroSDに書籍データを収納できます。しかし、本体上で、microSDから本体へ、または逆の移動が出来ません。
しかし、これもeBook Transfer for Readerを介してならば行うことが出来ます。何とも不思議な仕様ですが、この手のデバイスはPCから完全にフリーではいられないということなんでしょうね。
コメント