ケータイのバッテリーパックやら、カメラの予備電池やら、手元には好き勝手な形状のリチウムイオン充電池があふれています。
コンパクトな機器の実現には、この好き勝手な形状の電池は、それぞれに重要な役割を担っているわけですが、電池ごとに充電器を用意しなければならなかったり、或いは、そもそも単体での充電は想定されて無くて、充電器が存在しないような電池もあり、不便なことこの上なしです。
そこで、このEMtバッテリーチャージャー。ポイントは、位置を自由に動かせる充電端子と、フレキシブルに稼働する「押さえ」です。
充電池の±端子にあわせて、充電器側の端子の位置を調整し、あとは、押さえをスライドさせて電池を挟み込んでやればOK。
きちんと端子が接触していると、バッテリーに残っているわずかな起電力を利用して、星形のLEDが青く点灯します。この状態であれば、充電可能。コンセントに差し込んでやればピンクのLEDが点灯して充電状態になります。充電完了すればLEDは再び青になります。一応過充電防止になっているそうなのですが、満充電になったら速やかに抜いてやればOK。
一応、USB出力もあるので、これ一台で、USBケーブルで充電する機器も充電可能です。なかなかの万能っぷり。
ただし、出力は、4.2V 550mA(USBは 5.0V 1000mA)と、やや低スペックなので、充電時間は決して高速とはいえません。まあ、類似の他の製品には400mA位のものもあるようなので、この手の万能充電器としては比較的高性能なのかも知れませんが。
充電器が存在していないバッテリーパックの充電。出張や旅行の友として、一台でカバーできる機器の広さをこそ重宝する人にお勧め。
snapper
これって,端子の数とか,端子の役割とかの調整は必要無いのでしょうか?
携帯機器やデジカメは,皆同じ並びなの?
hiro
単純な二端子のバッテリーパックだけですね。三端子(Tという端子があるタイプ)も対応しています。
が、一眼レフの電池のように端子数が多いものは無理でしょうね。
そういう意味では真に万能では無いですが、手持ちのバッテリーでは、POWER SHOT S90とか、WM3300Rとか、SBM-003SHとか、対応可能なバッテリーが多いのも確かです。