横浜では、八月一日は、毎年、神奈川新聞社主催の花火大会の日なのです。例年通り、会場は臨港パークで。
会場までは、日産の本社前を通る、とちのき通りを進んで、途中からぐるりと、パシフィコ横浜の前を回って臨港パークへ入る、謎の迂回ルートが去年までだったのですが、今年は、迂回せずに、とちのき通り直進で、臨港パークまで入れるようになっていました。
おかげで、横浜駅から歩いても大変にスムースでした。会場には6:30ごろ入って、打ち上げ開始の7:15までは、買ってきた弁当を食べたり、泡の出るのみものを飲んだりしながら過ごします。流石に、海沿いは、風も気持ちよく、昼間の熱気が残っていても、比較的快適に過ごせました。
帰りも、同じ理由で、比較的流れはスムースだったのですが、三々五々やってくるはじまりと違って、一斉に帰る帰り道は、人、人、人。横浜駅まで戻るのも考えたのですが、JRはしんどそうだし、ブルーラインで帰ろうかと思うと、人の波にもまれながら横浜駅に行き、南西口まで進むのは気が滅入るというもの。
ならばと、高島町駅まで歩いて、ブルーラインで戻ってきました。高島町では座席の空きも十分にあったのですが、桜木町では、すし詰めになってしまったので、高島町からの乗車、中々イイ判断だったと自画自賛です。家族は誰も褒めてくれなかったので。
さて、肝心の花火ですが、今年は、神奈川新聞社の120周年にあたるとかで、花火も中々に気合いが入ったものだった感じです。例年より、大きいのが多かったんじゃないかな?
例によって、今年も、三脚立てて、EOS 40Dくくりつけて、F11/ISO 400/バルブにして、フレームもほぼ固定にして、レリーズで適当に沢山撮りまくりました。
その中でも一番イイカンジだと自分で思ったのが、上の方の写真ですよ。二尺玉で、フレームからはみ出しちゃいましたが、芯の上昇中の昇銀龍の部分以外は、白飛びもせず、鮮やかに、二尺玉、捕えていると思います。ちょっとはみ出しちゃっているのが、また、二尺らしい迫力っぽくていいんじゃないですかね?どうですかね?やっぱり全部はいりきってないとダメですかね?
下は、参考までに、綺麗に入りきった尺玉。上がっていく時に、ちょぼちょぼと、小さな花火を散らしていくタイプで、これもまた見事でした。
終盤に、尺玉の早打ちなんて言うのがありましたが、これは、迫力満点で、凄かったのですが、被写体としてはかなり厳しかったです。何しろ、尺玉が大量に、連続して花開くので、開ききるまでなんて露光していたら、次々と、広がる傘が、簡単にセンサーを飽和させてくれるもので。でかいスターマインみたいなものだから、撮るよりも見て楽しめと言うことだったのでしょう。
今年は、もう、はじめから、ほとんど大きいヤツだけに狙いを絞っていた感じでいたので、結構、余裕を持って見られました。何でもかんでも撮っていた頃は、撮る方にばかり気が行っていましたが、やはり、ゆっくりと愛でた方が、花火大会は楽しいですね(^^;;
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