テリタマ、エビプリと、二つ続けて、スカ感の高かった日本の味シリーズ。つーか、あんなものを「日本の味」だなんて思われたら、日本人としては心外なのです。もっと、マクドナルドには、真剣に取り組んでいただきたい。結果価格が高くなっても、それは、日本の味の価値だと胸を張れるようなヤツを出してください、本当に。
というような前振りはさておき、今回は、切り札ともいえるチキンタツタです。通常のチキンタツタでも、登場すれば、あっというまに完売になる人気メニュー。テリタマだのエビプリだのとは素性が違うってものです。更に、テリタマ、エビプリの双方に共通したダメポイント、調味料けちりすぎにも、衣に味がしっかりついている竜田揚げを用いているチキンタツタの場合は、デメリットになりにくい……けちってもそれが顕在化しにくい、というアドバンテージも持っています。
さて、大体、パッケージを開けたときに、写真と著しく高さが違ってがっかりするのがマクドナルドの大半のバーガーに共通するダメポイントであるのですが、このチキンタツタは頑張った。それほど、写真と違って見えない!ガンダムMkII(18.5m)と比較しても遜色のない迫力です。GJ
外観をチェックしたら中身もチェックです。チキンの下にはキャベツが敷かれて、マヨネーズがそっと絞られています。予想通り、マヨネーズの量は僅少。パティに力のなかった、テリタマやエビプリではこのケチりっぷりが完全に災いしていましたが、既に書いたように、チキンタツタならば、このハンディをものともしない力を見せてくれるに違いありません。
実際、生姜の効いたパティのおかげもあって、マヨネーズの量はこの程度でも十分でした。バンズも、テリタマのように過剰にもちもちだったり、エビプリのように、ごまの存在が全く理解できないなどということもなく、全体にほどよいバランスと味わいを持っています。
これ、これならいいよ。日本の味、を名乗ってもさ。というか、最初からこの品質のものを出して欲しかった。これは、もう一回食べてもいい、と、本当にそう思いました。
じみお
『チキン立った』
ってギャグ言わないの?
hiro
いわないもん!