Windows7

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昨日は、Windows7の発売日。前評判のよかったこのOSへ、うちのVistaマシン、三台をアップブレードしました。それぞれ、Home Premium、Business、そして Ultimateだったので、Home Premium(アップグレード・数量限定優待版)、Professional(アップグレード・数量限定優待版)、そしてUltimate(DSP版、980円のPCIカードとセット購入)を買ってきました。

アップグレードは、インストーラの指示に従うだけなのですが、これが、色々、面倒くさい。特に互換性問題に対する指摘のうち、致命的と思われるモノを処理しないでは前に進めないという鬱陶しさ。

  • VB2007をインストールしたことあるPCはVB2007の残骸処理をしないとダメ
    • 話がややこしくなるので、VB2009/2010などを使用中ならそれをまず削除する。
    • C:\Program Files\Trendmicro の下にあるフォルダをがっさり削除。
    • アンインストールツールを実行し、再起動する。
  • iTunesは削除しておく(アップグレード後、再インストールですべて元通りになります)
  • Daemon Tools Liteは削除しておく(Windows7でも動作するけれど毎回互換性問題を指摘される)
  • 一部AC97サウンドドライバは削除しておかないといけない。
  • 作業領域として16GB程度の空き領域がCドライブに必要。

とりあえず、これくらいしておけば、うちの場合はアップグレード作業が進むようになりました。アップグレードした後に不具合が起きることを懸念してのことなのでしょうが、とにかくこの最初のステップが結構奥まったところにあるので、作業漏れがあったりすると、鬱陶しいです。Windows 7 Upgrade Advisorで指摘されなかったモノ(Trendmicro Internet Security 2007なんてまさにソレ)もあるので、事前チェックはあくまで参考程度のモノでしかない様子。

とりあえず、この最初の関門を乗り越えたら、あとは、ほとんど最後まで勝手に突っ走ってくれますが、これがまた恐ろしく時間がかかります。軽く数時間のオーダです。寝る前に走らせておくのが正解かもしれません。アップグレードの最後に、プロダクトキーを求められますので、ほったらかしにしておいても途中で止まって後半が更に長く、なんてことはありません。この辺はよく考えられていると思いました。

起動後、削除したツールやドライバを必要に応じて手で戻しておしまいなのですが、さて。起動は確実に軽くなっています。Vistaからの乗り換えの場合は、スタートメニューとタスクバーが変わっていること、エクスプローラの左側のガイドが使いやすくなっていること以外は大きな違いはありません。動作が軽いか?と問われると多分。メモリ使用量は減っているように思います。サイドバーのガジェットは、「サイドバー」が消失するので、デスクトップ直貼りになっています。が、かつてサイドバーが居たあたりに居るので、見た目の上での大きな変化はなし。

ただ、気になったところがいくつか。

  • PS/2コネクタで接続している104キーボードは、正しく認識されずに106/109とされてしまう。要ドライバの強制入れ替え。
  • ATOK2008を標準のIMEにしていても、強制的にMS-IMEにされてしまう。自分で設定を戻す必要あり。
  • 次回オンラインインになった時に、ライセンス認証をするか?とか、アップグレード中に、聞かれるのだけれど実際には、すぐに行なうわけではなく、三日後にする、みたいなことをほざいている。
  • いきなり、Windows Updateが何件もある(苦笑)
  • Vista時代のWindows エクスペリエンスインデックスは失われるので、もう一度必要に応じて評価させる。
  • XKeymacsは、キーバインドの変更自体は機能するが、CTRL/CAPSスワップなどのキーマップ変更機能が一切機能しなくなる。

とりあえず気になる動作もありましたが、まぁ、概ね悪くない印象です、今のところは。Vistaからの乗り換えを躊躇する理由はほとんどないように思います。