我が家のフェンスにはアケビがツタを這わせています。アケビは父が植えたものですが、毎年、売るほど実をつけ、主に父を楽しませています。が、今年は、何故かほとんど実がつかず、オマケに、いままではなかった、葉の食害が深刻なのです。
更に、アケビの脇を通ると、時々、鋭い痛みが走り、腫れはほとんど伴わないものの、いつまでもちくちくと痛いのです。
何か、刺す虫がいる……とアケビの葉をあちこちめくってみたら、いましたいました。この緑色の小さな毛虫がうじゃうじゃと!!
子どもたちも刺されているので、こりゃいかんと、徹底駆除しました。ぶっちゃけ、葉っぱをめくってはいたら発破ごと毟って捨てて、踏んづけてゴミ袋へ……なんですが。
アケビにつく虫としては、アケビコノハというのがいるらしいのですが、それではありません。それは刺しませんし、これほどまでに食害が深刻とも書かれていません。調べてみると、ヒロヘリアオイラガというのが、こいつの名前。やはり、刺す虫でした。
果樹やカナメモチなどにつくとありますが、アケビにもつくようです。面白いことに、一緒につるを伸ばしている五葉アケビはほとんど食べずに、普通の三枚葉のあけびのみが集中的に食われているので、アケビならなんでもいいという訳でもないようです。
こんなものに居着かれると困るので、何か対策を考えねば……。それにしても、こんなの今年が初めてなんですよね。何か環境に変化でもあったんだろうか?
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