ペットロス

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我が家のジャンガリアン、定春が、金曜日に、天に召されました。「餌をやっても出てこない。死んじゃったかもしれない。」、と、ちひろが泣きながら報告。

巣箱をそっと開けると、中で小さく、丸くなって冷たくなってしまっていました。ちひろは、一時間くらい膝を抱えて泣いていました。翌朝、庭に穴を掘って埋める時にも、泣きじゃくっていました。

亀を飼いたい、とちひろが言い出して、でも亀はあんまり売っているところがなくて、気づくと、ハムスターを飼うことになっていました。そうやって定春は我が家にやって来ました。

人なつっこいジャンガリアンは、ケージのそばで人がごそごそとするだけで、ちょこちょこと巣箱から出てきて、「何やっているの?」と様子をうかがうものだから、家族みんな、たっぷり感情移入していました。特にちひろは、サボったりしながらも、毎週、小屋を掃除し、餌を与え、時には、手に乗せて遊んだりと、とてもかわいがっていたので、相当ショックだったようです。

ケージを掃除させてしまわせようとしたら、「からっぽだけれど、おいておいていい?」と定春がいた場所に、置かせてくれというので、とりあえず、望むようにさせました。なので、空っぽのケージなんだけれど、今朝も、出がけに「何しているの?」と定春が出てくるような、そんな錯覚を覚えました。

ちひろは、今のところは、「次を飼うかどうかは、ちょっと考える」と、いっています。次を飼えば、やっぱり同じようにお別れがやってくるのですから、その辺も含めて考えているようです。色々大切なことを、定春から教わったんじゃないかな?