ロケット

先頃、H2Bの打ち上げが成功したからというわけでもないだろうが、こんな記事を見かけた。

ロケット打ち上げでストレス発散? 「セーフティロケット マーキュリー」

今回紹介するのは、ラジコンで有名なタイヨーが販売しているモデルロケット「セーフティロケット マーキュリー」。小型ながらも最大40メートルもロケットを飛ばせる実験キットだ。さっそくロケットを大空に打ち上げてみよう。

このロケットは、日本で多く見られるペットボトルロケットでもなければ、火薬エンジンを使ったロケットでもない。クエン酸水溶液を電気分解して発生する水素と酸素の混合気体に点火して飛ばす、水素燃料ロケットなわけですよ。

いや、H2Bのように、液体水素と液体酸素のタンクを抱えて継続的に爆発を繰り返し飛翔するわけではなく、蓄積した混合気体に一発点火して終了なわけだけれど、それでも40mの高さまで打ち上げることが出来るというのだから、凄い。燃焼によって生じるのは、アタリマエだが水のみなので、温室効果ガスもでない。まぁ、混合気体の生成に、電池を使っているんだから、その点では環境負荷があるわけだけれど、可約燃料よりずっとエコだ。ついでにロケット本体は回収して再利用できるのだというから、H2Bよりもエコだ(ばか)

ちょっと、これ、かなりよくないですか? ええ、もう物欲に火が付きかかっています。密林で半額なんですよね。送料入れても、3,000円ちょっと......。ああ、悩ましい。なんでそうなのか知らないけれど、「マーキュリー」(水星。どうでもいいことだが、「水銀」という意味もある。)って名前も、ソレっぽくていいですしねぇ。