インターフェースの記事で使っている、μNet3/Compactのコンフィグレータと、実際にダウンロードできる体験版とで、細かな違いがあるのか、そのままやっても動かない部分があることが判明。
LEDの点滅間隔の設定がうまくいかなかったのも、この違いのためによるものだったようです。
HTTPサーバの設定において、LEDの点滅間隔を設定するのは ‘led.cgi’で、コレの設定をするわけです。μC3がファイルシステムを用意してくれていたりはしませんから、それは、プログラム中に静的に、パスなどの情報とともに書き込まれます。
この指定がまずかった。ダイアログで、ちゃんと、’/’からパスは指定しろ、という風に指示があるにもかかわらず、インターフェースの記事が、’/’なしで led.cgi を指定していたので、そのようにしたら、動かなかったと。つまり、現場の声に従えということで、’/led.cgi’と指定したら、あっさり全てきれいに動くようになりました。
設定完了のページもちゃんと表示されて、もちろん、LEDの点滅速度も指定した通りに変わります。
たったこれだけの、たったこれだけの違いで、動いたり動かなかったりです。組み込み向けのシステムは、余計なコードやチェックを極力省く方向で軽量化なり高速化なりを計っているので、仕方ない部分でしょうけれど、ならば、コンフィグレータの側で、矛盾のあるURIを生成していないかどうか位のチェックと警告の出力はあってもいいんじゃないのかと、思いました。
体験版で、四の五のいってるんじゃねーよ、という向きもおありでしょうけれどもー(^^;;
開発担当者
弊社製品を使用いただきありがとうございます。
確かにご指摘の通りコンフィグレータ側でチェックすべきでした。
正式版ではチェック機能を強化します。
また、記事に誤りがあったことをお詫び申し上げます。
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