airpen MINI

普段、ぱぱっとメモを走り書きしたり、仕事の打ち合わせなどで、ノートにメモ書きをしたり、手書きのメモを書き散らすことが多いですが、手書きのモノは、そのまま紙に残るだけで、後で、「どこにやったっけ」なんて探して、見つけられなかったりすることもしばしばなのです。

マメに、スキャナで取り込んで電子化するとかすればいいのですが、メモはその時々で、まちまちな大きさの紙に取っていたり、コピー用紙の裏を使っていたりしますし、スキャナがいつでも使えるとkろおにあるわけでもありません。

そんなわけで、余程重要なモノでない限り、メモはどこかへと埋没して行ってしまう運命なのでした。

これでは、いけない、と、思っていたモノの、なかなか、コレという方法がなくて、困っていたのですが、西川和久の不定期コラムで、いいもの見つけました。

ペン先はスタイラスかボールペンかを選べる メモリユニット 箱とケーブル 箱の中身

専用のペンを使うモノの、用紙を選ばず(但しサイズはA4程度まで)に使えるので、ワタシのような書き散らし型の人間にはぴたりとはまります。

機能も、手書きメモのストローク保存、文字認識、各種フォーマットへの出力など、必要最低限をカバーしていて、とても良いです。ペン先に圧がかかると認識されるように、感圧センサーのようなモノが仕込まれているようですが、書き味は普通のボールペンと変わらず、またペンも重すぎず、軸の太さも程よく、使い勝手もいいです。

但し、ペンの先端部分にアンテナユニットがあり、ここを指で覆うように持ってしまうと機能しなくなるそうです。ペンの極端に先端を持つ人には向かないようです。ワタシは普通の位置を握るので、全然問題ありませんが。

手書きのメモがとれるAirPenMini

手書き文字は、取り込んでから文字認識させることも出来ます。但し、もちろん、ワタシのような乱筆人間は、100%の認識率を望むことは出来ません。それでも、少々の修正でテキストとして切り出すことも出来るのでとても重宝です。

右のような、汚らしい手書きを認識させたところ、こんな風に認識されました。

手書きのメモがとれるAirPmMini
今日は富士山がキレイに見えています
、いちべ乙。9年3月2日

この、のたくった文字から、このくらいの認識をしてもらえるのですから、「AirPmMini」だったり「、いちべ乙。9年」だったりするのはご愛敬というモノです。そのくらい、手で直せ、手で。> オレ

と、いった具合で、手書きのメモがあちこち散逸して、困ってしまうと言う人には、絶賛お勧めな逸品でした。なお、MVPenテクノロジーズ MVPen MVP-3という製品と、内容的にはほぼ同じです。メモリユニットの裏面のクリップの形状が異なり、ぺんてるの方は割と厚手のモノまで対応できるのに対して、MVPenの方は、紙1-2枚程度まで挟めるというのが違いのようです。値段と必要性とから、いい方を選べばいいと思います。