新サーバ

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新サーバ一式

どうにか、新サーバでの運用が 軌道に乗りました。我が家のサーバの歴史は、mobioNXの液晶が割れてしまったことに端を発しています。液晶が死んでしまったモノの、他はすべて生きているこのマシンの第二の人生として、サーバ化が行なわれたのでした。

P54C(MMX Pentium) 200MHz/96MB/4GBという構成で、VineLinux 2.1で始まったサーバは、EPIA-M6000で C3 600MHz/512MB/80GBになり、このマザーのコンデンサ抜けを受けて、EPIA-M8000Eで C3 800MHz/1GB/80GBという構成に、プチアップグレードがなされたものの、長らく、ソフトウェア環境を引き継ぎ続けてやって来ました。

昨今の、サービスの重厚長大化に伴い、非力感が漂いまくっていたので、VIA Nanoを待って、アップグレードしようと思っていたらインテルからATOM 230Dを搭載した、D945GCLFが発売され、ギガバイトからもGA-GC230Dが売り出される、廉価MiniITXシステムが急速に花開きまして、気づくと、D945GCLFを買っていました。いえ、サーバで動かし続けることを考えると、本当は、すべて固体コンデンサというGA-GC230Dが魅力的だったのですが、単に、在庫があったのがこっちだったという理由で、インテル純正品を選ぶことになりました。

D945GCLF+メモリ

メモリはDDR2 667 2GBで、HDDは当初、現行サーバから流用の予定でしたが、HDDが消耗品であること、80GBと小さいこと、ここらで、過去の澱を捨てて、新しい環境を構築し直すべきかもしれない、等々を勘案した結果、WD5000AACS というSATAIIのHDDを買っていました。

一応のサーバ環境の構築に1日。ホームディレクトリなどの引っ越しに1日。最後に、トラブルシューティングで1日、と都合3日かけて引っ越しました。まだまだ、細かな修正すべき点はあるのですが、とりあえず、一段落です。

買い換えることを決意させた、性能問題ですが、シングルパイプ-単一実行の、インストラクションだけi686風にしただけ(しかも一部命令が実装されていないので、時々問題を起こす)のナンチャッテi686互換だったC3に比べて、パイプラインやらレジスタファイルやらを、二重化して、ほとんどデュアルCPUじゃないのというくらいに、SMT強化を図ってきたATOMとではクロックの差以上の性能差が期待されます。更に、メモリも2GBにしたことでスワップの必要性がかなり薄くなっていますし、HDDもSATAII でATA100に比べてかなり高速化していますので、様々に強化されました。これがおよそ二万円。そんで推定三倍以上の性能。赤く塗って角立てたいくらいに、いや、ザクとは違うのだよ...と口走りたいくらいに、パワフルになりました(^^)/