3.3V動作の水晶発振器は秋葉原に見あたらなくて、さくら

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インターフェースの付録のFR60マイコンボードで遊ぶためには、追加部品が必要なので、秋葉原まで、買い物に出かけました。すっかりメイド街になってしまった秋葉原だって、元をたどれば、電気街。今でも、けったいなパーツやら何やらはアキバで買うのが手っ取り早いし安いんです。

と、いうわけで、土曜日に、ちひろと二人で連れ立って秋葉原へ。物心ついてからこっち、秋葉原の電気街へ足を踏み入れるのは初めてのちひろ。物珍しそうに、あちこちを見ています。そんなちひろをつれて、秋月へゴー。大体そろいましたが、USB type Bのコネクタ、15pin RGBコネクタ、そして、3.3V動作の48MHz水晶発振器がありませんでした。まぁ、秋月だけで全部そろわないのはいつものことなので、慌てずに、千石へ。RGBはありましたが、USBコネクタなし。こんなものが売れているのはおそらくはインターフェースのせい?当然(?) 48MHzの水晶発振器もなし。ここから、コレを探す流浪の旅が始まりました。ラジオ会館やらガード下やら、もうあちこちのぞいたのですが、結論から言うと、48MHzとかそんなことではなくて、3.3V動作の水晶発振器は置いてない、ということです。どこの店も判で捺したように、「5V品しかない」

と、いうわけで、アキバへ行っても多分、ダメです。秋月だけあったっぽいですが、48MHzと書かれたソコは空っぽになっていましたので。結局、若松から通販しました。通販するなら全部まとめて買えばよかったですよ。

がっくり脱力して、ゲームショップなどを冷やかしながら、食べ損なった昼食をとるための場所を、探して秋葉原を彷徨います。もう、すっかり三時を回っていましたから、どこでも空いているでしょうとも。ちょうど、その日の朝、ズムサタで、インスタントラーメンが食べられるという、さくらの紹介をしていたので、とりあえず、そこにするかと。

さくら店内−変身アキバラーメンさくら店内−レジ・厨房

店内には、8〜10席程度のテーブルがあり、壁面にはびっしりと、日本各地のご当地ラーメンや、海外製品を含んだインスタントラーメンがずらりと陳列されています。写真のように「アキバ限定」やら、「さくらオリジナル」もあります。

これらを、ただ買って帰ってもいいのですが、ここの目玉は、なんといっても、追加250円を支払うと、その場で調理してもらって、食べることが出来る、これにつきると思います。調理も、ただ、パッケージの中身だけを調理するのではなく、チャーシューや、ほうれん草、ネギ、メンマなどをトッピングもしてくれるのです。追加料金での追加トッピングもあります。

さくら店内−厨房さくら店内

おなじみのラーメンから、見たことの無いようなものまで、様々なラーメンが並んでいて、そこらのラーメン専門店よりも、ずっと注文に悩みます。もっとも、値段は、スーパーなどよりは高めなので、狙うなら、ここらでは手に入らない、ご当地ラーメンか、オリジナルのものにすべきでしょう。スーパーで買えるものはスーパーで買って、自分で作ればいいのです。

そんなわけで、ボクは、さくらオリジナルの担々麺を選びました。200円と調理代+250円。というようなことを行っておいたのに、ちひろが選んだのは、よりにもよって、チキンラーメン oTL 自宅でやっても、調理の手間のかからないこと、この上ない製品です。「だって食べたかったから。」食べ物に関しては、冒険しない、食わず嫌い王、ちひろらしい選択です。

さくら−担々麺さくら−チキンラーメン

待つことしばし。厨房は、先の写真で判るように、普通の台所程度の広さで、二つ口のガスコンロがあるだけですので、調理は完全にシリアライズされています。ファーストイン・ファーストアウトの完全FIFO。たとえ、同席であっても、注文は順番に出てきます。麺のゆで時間、3〜5分程の時差で出てきます。

左が、担々麺で、右がチキンラーメン。担々麺は、ほうれん草、チャーシュー、メンマ、そしてネギという基本のトッピング。担々麺なのだから、ほうれん草の代わりにチンゲンサイ、チャーシューの代わりに挽肉だったら完璧だけど、そこまできめ細やかにやってられないよな……と、思っていたら、ちひろのチキンラーメンは、トッピングが卵とネギになっていました。多少の幅での調整はあるようです。

さくら−汁ご飯さくら−小ライス

普通のラーメン専門店のラーメンと違って、トッピングがあっても、インスタントラーメンのサイズなので、やや少なめ。昼ご飯抜きで、秋葉原の街を彷徨ったあとですから、少しもの足りません。「ああ、白いご飯があれば、完璧なのにな。」と、店内を見回すと、レジ脇に「ライス150円(小100円)」の貼り紙がっ!!

とりあえず、そんなにガツーンと無くてもイイカンジだったので、小100円を頼んだところ、結構な量が出てきたじゃありませんか。油断していました。ちひろも食べたいというので、二人で半分ずつ。ちょうどいい量でしたよ。150円の方を頼めば、相当なハラペコさんでも対応できそうな感じです。なかなかやります。

ラーメン専門店でははばかられるような、ラーメンのスープにどっぷりと、ご飯をつけて、混ぜ混ぜして頂く、汁ご飯。ああ、これでこその、インスタントラーメンですよ。完璧です。ただ、テレビで紹介されたりしたせいか、三時頃という半端な時間にも関わらず、結構混んでいました。カップル、ヲタ、ヲタ属性ガイジンなど、いれかわりたちかわりやってきていましたので、狭い店内、座席の確保はなかなか容易ではないかも知れません。が、機会があれば一度トライしてみる価値はあると思います。