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Windows95からこっち、日本語入力はMS-IMEを使ってきた。
ボクの入力スタイルは、割と短め、一文節〜二文節程度で変換し確定していく。これは、その昔、単語変換とかそういうショボイシステムしかなかった頃から
ただ、IME2002以降で、だと思うのだけれど、どうも、同じかな文字列を変換しても、その時々で変換結果が違うようになった。具体的には、文章を、少しずつ、変換、確定しながら入力しているときに現れた場合と、全く新規で入力した場合とで、違う変換をすることがあるのだ。どうやら、変換が直前か、あるいはその前まで遡った確定の影響を受けているっぽいのだ。そして、それが往々にして好ましくない、およそ日本語とは思えないような、文節の区切りや候補を示してくるのだ。
もう、例を挙げればキリは無いが、「かんたんに」というひらがな列を変換した時に「缶-単に」とかっていう文節区切りと候補を出された時に、ガックリくるのは、いかんともし難い。作業効率にも大きく影響しようというものだ。勿論、「かんたんに」が「簡単に」と簡単に期待した結果を返すときもある。ぶっちゃけ、何を考えているのか、そのココロがよく判らないのだ。
オマケに、IMEの開発拠点は、中国にシフトしてしまっている
無償のIMEが幅を利かせている現状によって、多くのかな漢字変換エンジンが消えていった。VJEも松茸も、そしてIMEの祖先だったWXも、今はもうない。ケータイに食い込んだWnnと、あとは Atokくらいしか、存在しないのだ。このままでは、日本語を入力する道具を、国内で自給できないという由々しき問題が起きかねない。だって、ケータイだって、いずれはWindows Mobileやら Androidやらになってしまい、いつまでも Wnnや Atokが、寡占していられるとは限らないのだから。
なので、直接的には、このフラストレーションがたまる、日本語変換環境とおさらばするために、そして、間接的には、ジャストシステムを応援して、日本製の日本語入力ツールを作るメーカを残すことを狙って、乗り換えることにした。とりあえず、密林でポチっと。インストールは、届いてからになるけれど、MS-IMEとオサラバするにあたって、結構さっぱりとした気分がしている。
シェクまく
WXの学習の特徴うんぬんを超えて、MS-IMEの変換はヒドイと思います。
WXも変な学習をしてしまうとそれっきりクセになってそればっかり候補に挙げてくれるお茶目さんでしたが、同じ言葉を同じように変換させて毎回結果が違うMS-IMEにはかないません。
なので、今日もSKKで小指がつりそうです。
hiro
既に、次のエントリに書きましたが、MS-IMEは絶賛捨てるべきです。(日本語変だよ。)
ATOKの変換精度の高さといったら、もう、全く別次元です。つーか、あれ、ナニ?MS-IMEって、どうすると、あんなイケてるソフトになるんでしょうか?
文節区切りはおろか、単語の候補さえほとんど変える必要がありません。毎回、けったいな候補を出しまくってくれて、目が点になるというか、一瞬頭が真っ白になってしまうMS-IMEの超絶変換になれてしまった身には、次々と正しい候補が現れることに、ただただ、驚嘆するばかりです。
ほとんど、仮名と漢字の比率を調節するとか、同じ意味、同じ読みの違う漢字を割り当てる割り当てたい時、送りがなの調整くらいしかすることがないくらいです。
あー、もっと早く乗り換えていればよかったよ。