自動ドア故障顛末

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セレナ(2002年型)の自動スライドドアが壊れた。

  • スイッチに反応しないことがある。
  • 1/3程、開きかけて、そこで反転して閉まってしまうことがある。
  • ドアの開閉が遅い。
  • 開状態でドアノブを引っ張っても自動ドアが作動しない。
などの諸症状が出て、極めつけは、「ドアを開けようとして、途中まで開いて反転。そして、人を挟んだのに、反転せずに閉めようとしつづけた。」という危険動作。

ところが、これらの症状は、頻度は高いものの確実に出るわけではなく、ディーラに持ち込むと、出なくなってしまうために、「様子見」が続いていました。が、最後の「挟んでも反転しない」というのは、様子見で許されるレベルではなかったため、土日の二日をかけて、チェックし続けてもらった結果、原因と考えられるものがわかったということで、修理となりました。

修理……具体的には、部品交換です。ドアのドライブユニットと、制御ユニットの全交換。つまり、ドアのガワ以外の部分は全て交換となったわけです。部品代だけで十万円です oTL が、購入以来、六ヵ月後との点検、車検は全てディーラで行なっていることと、実はドアの不具合は、保証期間内にも一度起こっていたことの二点で、「メーカと相談の結果、部品代は日産持ちで」ということで、工賃15,000円弱のみこちらの負担で修理ということになりました。

わーい、毎回ディーラで点検しててヨカッタよ、と無邪気に喜んでいる反面、穿った見方をすれば、走行系のトラブルではないので、リコールではないが、実は、全車無償修理しなきゃいけないようなヤバい症状なので、このような理由をつけて交換に応じたのではないかという気がしなくもありません。

12ヶ月点検の折にも、症状が出ないながら、チェックしてもらっていますし、今回も二日を要したのですが、ディーラは「メーカに問い合わせてもそういう症例は上がっていない」といっていましたから、恐らくは、ディーラが知らなかったというのは本当でしょう。が、メーカ側はどうでしょう?

交換されてきた車のドア動作は、今のところ正常ですが、ドアをドライブするモータ音が大きくなっています。ドライブユニットは或いは新設計のものになっているのかもしれません。制御ユニットも同様の可能性もあります。実は、何か把握していて、仕様の変更を行なっていることは十分に考えられます。いずれにしても、少なくとも、うちの車の症例が上がっているので、今後「症例が無い」ということは無いはずですので、より迅速に修理が行なわれるようになると思います……メーカが情報隠しをしなければ、ですが。そんなことは無いと、勿論、信じたいですけれどね。