群馬フェアーが、恵比寿三越で開催中(明日まで)なので、峠の釜飯か、だるま弁当を食べようと思っていました。知人の勧めにより、だるま弁当に決めて、買いに行くと、そこに、顔なじみの、赤いプラスチックの、貯金箱にもなるだるま弁当と並んで、白い顔で箱に入った、だるま弁当がいらっしゃるじゃありませんか。
復古だるま弁当−昭和35年に発売された当初の、瀬戸物の、達磨大師のお顔をモチーフにした容器に、まぁ、中身は新たに作られたメニューで、販売されているものだそうです。お値段は、だるま弁当の900円に対して1300円とかなりリッチ。悩みましたが、ここで会ったのも何かの縁。ということで、昼食としてはかなり贅沢して、このお顔に決めました。
箱の中には、瀬戸物で、ずっしりと重い、写真のものが入っています。お品書きまで、和紙風の紙にて添付されています。中身は原則的に群馬産にこだわっているとの事。昭和35年の発売当時は達磨寺の精進料理をベースにしていたということですから、ふんだんに上州牛だの榛名鶏だのを使った、この弁当は、器以外は当時とは全く違うのでしょうが、美味。美味しいです。
舞茸のワサビ和え、というオリジナルメニューが、箸休めに丁度ヨカッタです。入れてあるプラスチックのカップはちょっと味気なかったですが。値段相応の満足が得られるお弁当だと思います。うーん、シアワセ。
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