シリーズ最終巻です。佐間太郎とテンコがあっちへいっちゃった後の進一と愛の年越しと、幼稚園時代の佐間太郎と進一の話が交互に描かれています。なんとなく、落穂ひろいなのか、後へ続くのかが良くわからない位置づけの最終巻です。これ読むと一層続きを読みたくなります。いや、ホント。
著者の桑島さんは、本当に、伏線をひくのが好きなヒトみたいで、巻をまたいだ伏線が沢山あったのですが、ほとんど始末されたと思われる中で、まだ、いくつか残っているように思います。ので、その辺もきっちりケリをつけて欲しいかなー。というよりも、僕は、ベタだなーっていうくらいのハッピーエンドが好きなので、そうじゃないから、物足りなさを感じてしまうのかもしれませんが。
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