430円

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

シリアルキットは在庫切れ。要は、CMOSレベルで来ている信号をRS-232Cレベルへコンバートして、シリアルケーブルにくべてやればいいだけですので、MAX232とかMAX3232とかを持ってきて、間に挟んでやればいいのです。

と、ここで思い出したのが、9-KE。これは、携帯電話のデータをPCのシリアル経由で吸い上げるためのケーブルで、中に、レベルコンバータが入っているのです。以前、玄箱にシリアルポートを追加しようと思って買っておいたのですが、面倒くさくなって放置していたのがあることを思い出しました。

こうして、出来たのが写真のコレ。早速つないで見ると……。

PC側は、TeraTermProを使いました。ウェブをがさがさあさると、19200bps N81とか38400bps N81とかいう条件が見えるので、ともかくソレでやってみます。と、出てくる出てくる、宇宙からのメッセージ oTL
一瞬ケーブルの問題かとも思いましたが、悔しいので、ダメもとでボーレートを115200bpsまであげてみます。すると、あっさりと正常な表示が得られました。どうやら、115200bpsが正解のようです。いや、もしかしたらPCの状態に依存するのかも知れませんが。

いずれにしても、ブートメッセージが見えれば進歩です。と、2.6.15.7は、ほとんどブートしていることがわかりました。md0をマウントする段で、うまくいかず、haltが呼ばれていることが判りました。あとは、このあたりをつめていけば、2.6.15.7には出来そうです。これは、またおいおい、やっていきます。

さて、今回自作した、このケーブル。9-KEは千石通商で430円で買ったものでした。だからタイトルが430円。これとほぼ同様の加工をしたものを3,480円で売っているサイトがありました。まぁ、ビジネスチャンスなんでしょうから、売ること自体はかまわないでしょうけれど、少々あこぎな価格のようにも思います。あえて、リンクは載せません。ググれば見つかると思いますので、自作するのが面倒だという方は、利用されてはいかが?尤も、このくらいの作業を厭うようでは、挑戦者ブランドに挑む資格はないようにも思いますけれど(^^;;