UMPCは12カ月以内に200g以下になる
Intelの開発者向け会議「Intel Developers Forum Japan 2006」で、モバイル分野について基調講演を行なったモビリティー事業本部副社長 兼 チップセット事業部長のリチャード・マリノウスキー氏との個別インタビューを行なった。同氏は米カリフォルニア州フォルサムの事業所で、主にチップセット開発に携わっている。
チップセットが主担当の同氏だが、モバイル向けチップセットやプラットフォーム技術に詳しいこともあり、基調講演に沿う形でモバイルプラットフォームとそのチップセットの将来を中心に話を進めたい。
インテルは、今年度中に、200gのUMPC(Origami)が登場すると、いっています。しかも、それは、著しく性能が制限されたものではなく、数年にわたってソフトウェアのアップグレードが可能なPCだといいます。
本当に、そこへ行き着くのであれば、Origamiは普及するんだと思います。でも、今のサイズ、駆動時間では、使い物にならない中途半端なシロモノに終わってしまうでしょう。そして、本当に200gのOrigamiが登場するなら、PDAというカテゴリはPCに吸収されてしまうことになるかもしれません。
kumaneko
これは余りにもねえ・・・
Intelは何故こんなにも無茶苦茶を言うんだろうかと
ZERO3でも200gを超えていますし,バッテリの問題から本体に割ける重量はたった100gですよ100g.
現行のx86互換CPUでこれを達成できるものは存在しませんし.
500gならば総力をあげれば実現可能な線だと思いますが,Origamiは他にも搭載必須のデバイスが規格上あるし,200gのx86互換デバイスは2010年になっても無理だと思いますよ.
まあ,VIAや今は実質無くなったトラメタの様に極端にロジックを削り,更にクロックを制限すればあるいは・・・
それでもXPやVistaでは実用になる操作性が得られるとは思わないですがねえ.
そんな事はIntelにしても判っていると思うので,これは注目をひきつける為の宣伝に過ぎませんね.それに誰も信じないしw
もし仮にこれが出来るなら,仰るように現行のモバイルデバイスやPDAは全て駆逐されるでしょうね.
他にも,今はその地位を確保している電子辞書関係も.昔のワープロ専用機がなくなってしまったように,その存在理由を失うでしょうね.
hiro
インテルがどういうつもりでこういう風呂敷を広げているのかは判りませんが、面白いので、12ヵ月後にナニをいうのを楽しみにしていようと思います。
インテルがテクノロジーリーダでなくなりつつある焦りから、或いは既にリーダでなくなってしまっているが故のトンチンカンな発言なのかはわかりませんが、おっしゃるように実現可能な数字だとはボクにも思えません。燃料電池などで、バッテリ寿命を延ばせるとしても、100gでデバイスを作れるかといわれると、ちょっと疑問です。ましてや、数年はソフトウェアを更新し続けられるなんていう性能は……。
はっ、WindowsXP → Linux/デスクトップ → Linux/サーバ という風に、ソフトウェアを更新しながら、徐々にパワーの要らないところへ落としていくという意味かっ!!??