辞書ネタ続きです。手元の英辞郎を、EBStudioで変換して、EBPocketで利用しているのですが、これが、そのままの状態で、実に561MBものサイズになっていました。(英辞郎、和英辞郎、例辞郎、略辞郎の四辞書で)
これは1GBのminiSDの過半を占めるサイズです。そんなわけで、AirDictionaryでアクセス可能な形にしたいなあと、思ったりもしたのですが、kumanekoさんより、昨日のエントリへのコメントで"ebzip"というツールがあることを教えてもらいました。おおっ、こんな便利なツールがあったとは……kumanekoさん、ありがとうございます。EBライブラリを公開してくださっている笠原基之さん、ありがとうございます。
ebzipは、名前から推測できるように、EB形式の辞書をZIPしてくれるものです。そう圧縮ツールです。EBライブラリという形で関連ツールとともに配布されています。早速、これをインストールして、やってみました、圧縮を。思い切り余談ですが、Windows用のインストーラでインストールしても、スタートメニューに何かが追加されることはありません。デフォルトでインストールしたなら、コマンドプロンプトから"\Program Files\EB Library\bin\ebzip.exe"を直接起動する必要があります。
USB Selectで、W-ZERO3をマスストレージモードにして、miniSDを参照します。手元の環境では、E:\eijiro がターゲットです。
圧縮前は、既に書いたように561MBにも及んでいた辞書サイズですが、圧縮後はわずか196MBと35%程度のサイズにまで圧縮されました。勿論、EBPocketで検索可能ですし、速度的にも特に遅くなった感じはありません。まだ圧縮されていないという方は是非トライしてみてください。
kumaneko
EBZIPはWindowsでも互換性がありますし必携のツールかと思います.特に容量の限られたPDA等では重宝します.
自分も串刺し検索やインクリメンタルサーチが出来ないと今ひとつPCで辞書を使う事にメリットを見出せなかったんですが,何種類もの辞書を入れると凄い容量になってしまうし色々調べてEBZIPにたどり着きました.
自分も有用なツールを公開してくださっている作者の方には感謝しています.
辞書は引くだけではなく’見る’,’読む’と言う使い方もあるんで特に串刺しは必須だと感じます.
自分としてはネット検索用で欲しいツールはWiki Pediaを直接検索できるツールがあればなあと常々思っています.
Wikiの性格上常に情報が更新されていくのでローカルに置いてもあまり意味は無く,もしローカル保存しても更新が大変になります.
モバイルにおいては回線速度の問題もあり,できる限り装飾は排除したいですし,HTMLの解釈にはパワーが必要と言うこともあってそう言う意味で是非欲しいツールなのですがご存知無いですかね?
hiro
Wikipediaの検索ですか。たいていは直接いっちゃいますが、確かに、そういった検索サービスがあるとうれしいですね。Wikipediaの方でSOAPの様な検索APIが切ってあれば、あるいは簡単なのでしょうけれど...。