先は長い?

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知っているヒトは知っているように、W-ZERO3には、実は、USB Mass Storageドライバが入っています。つまり、W-ZERO3にマウントしたminiSDカードをUSB経由でアクセスできる機能があるのです。これは、USB Functionドライバに、適切な指示を出してやることで、有効に出来ます。ただし、モデム機能と、ActiveSync機能(RemoteNDIS)とは排他的にしか使えません。これは、USBが一本しかないので仕方のないことです。

さて、右のアプリは、C#.NETで僕がちょいちょいっとでっち上げたもので、この切替作業の半分ほどを請け負ってくれます。半分というのは、これで切り替えても、実際にはUSB Functionドライバが切替を検知してくれないからです。ここで設定を変えたら、リセットしてやる必要があります。それで、接続先を替えることが出来ます。

本来、リセットは不要です。USB FunctionドライバへIOCTL_UFN_CHANGE_CURRENT_CLIENTを発行してやればいいだけのはずなのです。ところが、このIOCTL_UFN_CHANGE_CURRENT_CLIENTの値そのものも判らなければ、引数として渡すべきUFN_CLIENT_INFO構造体の内容も判らないのです。これらはCEDDKに含まれているようで、僕は入手できていないのです。これが判れば瞬殺なこのアプリ。この情報を求めて、本屋で立ち読みしまくったりしていますが、情報に行き当たりません。先は長そう oTL