Vine Linux 3.2の後始末

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ほとんど何も問題なくアップグレードした……はずだった、Vine Linuxですが、やはりというか、見落としがありました。メールの送受信が出来なくなってしまいました。amavis-newが起動しなくなってしまっていたのに気づかなかったのです。

メールサーバ(SMTPD)自体はきちんと立ち上がっていたので気づかなかったのですが、朝、定期的に来るメールが来なくなっていてはじめてことに気づきました。我が家では、メールは、送信、受信ともに、amavis-newを経由して、ウィルスとスパムのチェックをしてから実際に配信されます。ここでamavisdが動作していなかったために、メールはamavisd待ちでスタックしてしまっていました。amavisdはIO::Wrap(とIO::Stringy)が見つからないために落ちていました。

原因がわかれば対処は簡単。欠損しているライブラリを持ってくるだけです。

# perl -MCPAN -e shell
cpan> install IO::Warp
...
/usr/bin/make install -- OK
cpan>
IO::Wrapをインストールすると同時に IO::Stringyもインストールされます。これで問題は解決しました。とりあえず、今のところ他の問題は見当たりませんが……まだ見落としていそうで恐い oTL