ミニ三元~RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

ミニ三元.jpgカメラの交換ズームレンズには、F2.8通しで、広角、標準、望遠の三種類をそろえる大三元、F4通しでそろえる小三元といわれるセットがある。勿論、RFレンズシステムにもある。

開放F値が2.8通しやら4通しのものは、RFレンズにおいてはいずれもLレンズに分類される高級レンズなので、私のような人間には手が届かない。

が、RFレンズには、開放F値こそ固定じゃないし、暗めではあるものの、まずまずのお値段で揃う、いわば、ミニ三元とでもいうべきレンズシリーズが存在している。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMはEOS RPのキットレンズとして購入し、その後RF100-400mm F5.6-8 IS USMを追加した。そして、遂に、RF15-30mm F4.5-6.3 IS STMを購入し、広角、標準、そして、望遠のズームレンズを揃えるに至った。やったね!

ペデストリアンデッキ.JPG15mm始まりの広角レンズは、とにかく画角が広い。EOS RPと組み合わせればご覧の広角っぷりである。更に、広角端では0.5倍のハーフマクロとしても使える。

ズームは繰り出し式で15mmの時にわずかに伸びますがほとんど全長は変わらず。いや、これ別にインナーズームにもできたんじゃない?

EOS R10と組み合わせると、24mm相当の画角始まりになり、RF-S 18-55mmを使うよりもスナップシューターとして使い勝手がいい。望遠端が48mm相当と標準レンズ相当になるので、これも具合がいいといえなくもない。それよりも先が欲しかったら、RF24-105mmを使えばいいのだ。両方合わせても、僅か785gしかない。

フルサイズ、APS-Cどちらと組み合わせても、使い勝手がいいラインナップに仕上がっている。素晴らしい!