EF-S 24mm F2.8 STM / FD24mm F2.8 SSC / utulens APS

EOS R10は望遠鳥撮り用だよ見たいなことを書きましたが、まあ、ぶっちゃけ、これ用のスナップ向きなレンズが少ないという事情があります。EOS M用のレンズは、フランジバックの関係でEOS Rにはつかないのです。いや、キヤノンが凹アダプターを出して、ショートフランジバックのEF-MレンズがRFマウントにつくようにしてくれてもいいんですが。

とはいえ、皆無でもないのです。FD24mm F2.8 SSCとかEF-S 24mm F2.8 STMとかutulens APSとかあるんです。(換算38.4mm相当ばっかりだな。)
20220908_EFS24mmF28.JPGEF-S 24mm F2.8 STM (f/8.0 1/60s ISO800 絞り優先AE)

20220908_FD24mmF28SSC.JPGFD 24mm F2.8 S.S.C (f/8.0 1/80s ISO500 絞り優先AE)

20220908_utulens_APS.JPGutulens APS (f/10.0 1/100s ISO2500 絞り優先AE)

で、せっかくだからつけて撮ってみた。庭の枯れた紫陽花。華がない。キヤノンのレンズは世代を経ても色の傾向は非常に似ているし、レンズの真ん中へんしか使わないAPS-Cフォーマットのカメラでは差もあまり出ない。

utulens APSはその点、APS-Cの写ルンです用に最適化されたレンズなので、ビネッティングも出ていれば、発色も独特な感じになって面白い。パンフォーカスだし、C-RFのマウントアダプターつけても極薄だし、スナップ用に持ち歩いてもいいかもしれない。

アルプスパンチを付けたEF-S 24mmはまた違った味わいを出してくるのだが、それはまた別の話。