夜な夜な月を撮っているうちに、季節は進み、ことしの栗名月がやって参りました。旧暦長月十三日の月。十五夜に対して、後の月とも呼ばれるアレです。片方だけ見るのは片見月といって縁起が悪いとか。
それはさておき、そういう節目の月ですから、今宵も月を撮っておきましょう。ただ、折角なので、少しじっくり。
[f/6.3 1/640s ISO100 800mm PowerShotZOOM]
メニューから-3EVして撮影しています。暗めに移っていますが、月面の模様がはっきりと映っています。やはり月を撮るのに向いているカメラです。
[f/6.3 1/320s ISO1600 800mm PowerShot ZOOM]
補正なしで撮るとこんな感じです。模様も映っていますが、まあ、白飛びすれすれというかところにより白飛びしてますが、オートでこれだけ写れば十分かもしれません。後でレタッチすることもできるでしょう。
[f/6.3 1/500s ISO640 400mm PowerShot ZOOM]
デジタルズームを切って400mmにすると-3EVしててもこんな風に明るい感じに写ります。が、白飛びしまくっている感じでもないので、トリミングしたりして、加工すれば800mm同様に使えるんじゃないかと思います。
[左 f/4.5 1/250s ISO100 320mm 右 f/8.0 1/250s ISO100 320mm EOS M5 + FL 200mm F4.5]
最後はおまけ。EOS M5で撮った月。左が今宵の栗名月で、右は10/1の芋名月--所謂十五夜の月です。露出はマニュアルで。EOSでもオートにしてしまうと、夜空に引っ張られて月は白く飛んでしまいます。まあ、中央重点測光にすればオートでもきれいに写りそうですが。
そんなわけで、今宵も月を撮りました、というお話でした。
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