Ichigo Dyhook用のあれこれを作ってみた

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Ichigo Dyhookに Ichigo Dakeを挿入して使う場合、外部記憶は、Ichigo Dakeのピンに直接接続していく必要があります。でも、これ、すごく不便。何しろ、ピンヘッダ経由で I2C用の接続を行うために、まず、Ichigo Dakeにピンソケットをつける必要があるし、まあ、何をするにもピンソケットは必要だからつけるのは良しとしても、ピンソケットをEEPROMモジュールへとつなぐ部分はどうやってもそれなりにかさばるし、ピンのとげとげが邪魔だし、そして、ピンってそんなに頻繁に抜き差しするようにはできていないので、曲がったりすると、これまた面倒だという問題点があります。

なにより、スリムな付属の鞄に収めるのが難しいという、問題があります。

そんなわけで、Ichigo Dakeと Ichigo Dyhookの間に挟まって、EEPROM用の口を外だしする基板を作ってみました。ついでに、ケースに密閉されていまいち音が出ない圧電サウンダー用のピンも出してみましょう。何なら、EEPROMはいくつもいらないよ、というのであれば、もう、この基板上に直付けできるようにもしておきましょう......と、とりあえず、欲張った作りにしてみました。

EEPROMを差し替えにする場合用に、EEPROMモジュール用の基盤も作りました。USBのコネクタを持っていますが、USBメモリーとしては機能しません。この基板専用です。ピンアサインも、活線挿抜してもいいように、1と4の両端にVccとGNDを入れるUSB風の配置にしてありますので、多くのI2C用のデバイスと並びが違っています。

接続した状態はこんな感じです。あんまり出っ張らないように、手前にIchigoDake、奥にメモリモジュールが出るようにしてあります。

これで、トゲトゲした、ピン付きのメモリモジュールを持ち歩かなくてよくなりますので、取り回しがとてもよくなります。また、圧電サウンダーを外出しにしたので、音がよく聞こえるようになりました。

これ欲しい、という、方がいらっしゃるようなら、ガーバーデータを公開しようかと思いますが、どんなもんですかね?

こんなけったいなものはいらないですかね?

なお、付属の鞄のポケット部分にすっぽり入るので、非常にイイ感じです。

個人的には大満足。

発注を Elecrowにした関係で、両方とも10枚ずつできてきちゃってますけれど、さて、どうしたものか......。