IchigoJamの本体には0~3の四つのファイルスロットがあり、プログラムを保存することができるようになっていますが、数多あるプログラムを保存するには大変心もとないと言わざるを得ません。
そんな時は、EEPROMを使った外部記録装置を追加することで、100~227の128本のファイルを保存することができるようになります。
EEPROMを利用する回路図は公開されているので、自分で部品を買ってきて作ることもできますが、面倒だという向きには、キットもいくつか出ていますので、これらを利用するのもひとつでしょう。
写真のキットは、秋月電子通商が販売しているキットを組み立てたものです。キットといっても、ジャンパーと端子以外はすべて実装済みなので、難易度は非常に低いキットです。
むしろ、IchigoDakeにピンコネクタを付ける方が面倒だったくらいです。
IchigoDakeは、ピンヘッダを実装しない状態で使っていましたが、さすがに、外部記憶をりようするにはつけないわけにもいきません。一般的なメスのピンコネクタは、背が高く、うっかりつけてしまうと、IchigoDakeがIchigoDyhookのバッグのポケットに収まらなくなってしまうので、ロープロファイルのものを選んでつけました。裏側についても、ピンの飛び出した部分をニッパーできれいに切り落として、半田面がトゲトゲしないように丁寧にはんだ付けをします。
あとは、親亀の上に子亀を乗せて。IchigoJam側の1番ピン(VIDEO1)にEEPROMユニットの星印を合わせるようにしてマウントして、FILES0としてやると、0~3に続いて、100~227が表示されます。
この時、EEPROM側のジャンパーがWの方になっていないとデータの書き込みができせんのでご注意ください。
さらに、秋月のこのユニットは、64KBほどのI2Cでアクセスできるメモリ領域があり、IchigoJam BASICのi2c命令で制御ができるようになっていますので、プログラムのデータ保存用や退避用に利用可能かと思います。
ある程度、遊び倒そうと思ったら必須のデバイスです。
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