Mastodon導入顛末記(システム構築編)

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モノが届いたのでさっそく作業に入る。最初にすべきことは、SDXCのmicroSD (64GB)をFAT32でフォーマットしなおすことだ。

これが、予想以上の難関だった。やれバッファ■ーのツールを使えとか、いや、I●データのがいいとか、書いてあるが、いずれも、どちらかの製品のHDDやらメモリカードやらが入っている状態でなら使えるようだが、何もなければ全く使えない。結局、どこぞのツールの評価版のようなものでフォーマットした。夜中のことだったのでもうどれだったのか覚えていない。

とにもかくにもFAT32化し、Noobsを書き込んだら、Raspbianの導入を始める。昔は、途中で、画面のレイアウトがぶっ壊れた dpkg-reconfigureが走っては、あれこれ聞いてきたが、今は、最初に、ちょいちょいと設定したら、あとは一気に最後までインストールしてくれる。

Raspbianが立ち上がり、Nginxを導入しようとしたところで、最初の問題が発生。パッケージの依存関係が解決できないとかで導入できないのだ。結局 nginx.orgのレポジトリを使って導入した。それも、x86版はあっても、ARM版はないため、sourceからの再構築だ。

とはいえ導入で来た Nginxをさっそくリバースプロキシとして設定して、我が家のサーバにちゃんとアクセスできるのかどうか実験してみた。

当たり前ではあるが、大変良好である。ついでに、MovableTypeをPSGI化するという試みにも取り組み、あの重たくて遅かったMovableTypeの快速化に成功もした。

ここまでは順調だったが、この先に落とし穴が待っていた......。