MINOLTA HI-MATIC E作例

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HI-MATICは4群6枚、ROKKOR QF F/1.7 40mmという構成のレンズ。

買ったときは前玉がカビだらけでしたが、洗浄したのでもう大丈夫……だと思う。

この時期のカメラは設計思想が似通っているのか、FUJICA GE Rと写りも傾向としては似ているように思いました。コントラストは高く、ヌケのいい感じというか、そういう写真が撮れます。逆光気味になるとフレアが出るのもまあ、同じ。コーティングなどの技術が発達した昨今と違い逆光はなかなかこれらのカメラには厳しいのでしょう。

カメラそのものは、コンパクトだったのでしょう。エレクトロ35GLと比較しても、小さめですが、いかんせん、コレの前と前の前が、FUJICA GE RとOLYMPUS PEN Sですから、どうも手に余る、そして重いという印象になってしまいます。まあ、僕のように手の大きい人間には、どうでも良いことかも知れませんが。

シャッターを切ったときも、機械式のスローガバナーなのか、ゼンマイが動くような音がしますし、レリーズボタンのストロークが深すぎるほどに深いので、この点でも、GE Rに一歩以上譲る感じです。

そんな、「モノ」としての完成度がイマイチ的な評価になってしまった、HI-MATIC Eの、モスバーガーの看板を含んだ作例はこちらから。