水栓から漏水

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家も築10年を過ぎるとあちこちガタが来ます。営繕が必要なのです。この年の瀬になって吹き出した問題の一つが、洗面台のレバーから水が漏っているという話。

確かに、レバーのプラスチック部分の下から、細く、ちょろちょろと水が流れています。洗面台の排水口に栓をしておいたら、一晩で結構溜まっていたというので、水道代へのインパクトもばかになりません、多分。

洗面台は、いわゆる、シングルレバータイプの混合水栓ってヤツ。レバーを左右に振って水とお湯を混ぜる比率を変えられるヤツですよ。

DPP_0005洗面台は毎日使うものですから、元栓締めちゃえばいいや、というわけにも行きません。問題のある部品を交換、或いは水栓自体を全部替えてしまうしかないのです。

把手のカバーを外してネジを取れば、水栓の本体とも言うべき、混合カートリッジが露呈します。おそらくはこいつのシールであるゴムパッキンが逝ってしまったのでしょう。

カートリッジを取り外すには、水栓を上下に分離してやらなければなりません。見ての通り、上側はφ38mmの巨大六角ボルトになっていますから、こいつを回す工具と、後は、下側が供回りしてしまわないように固定するフックとが必要になります。

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長い時間、動いていなかった水栓は、おそらくネジに水が回り、炭カルが析出しているのでしょう。がっちりと食いついた如しで、動きやしません。ちひろを動員して二人がかりで、うんうんいってようやく外れました。努々、一人でやろうなどと思わない方がいいです。

上側を外すと、下からカートリッジがまるっと現れますので、こいつをすぽっと引き抜きます。別に固定されていないので、上に引っ張れば取れます。取りにくかったら、上から外してあったビスでもねじ込んで、ビスごと引っ張ってやればいいでしょう。

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カートリッジは、単一規格というわけではありませんので、交換品は、現行の水栓の型番から、或いは型番が不明なら現物をホームセンターなどに持っていって、合わせないといけません。うちは、水栓の型番が不明だったので、現物を引っこ抜いてホームセンターで照合して選んできました。

選んでいたら、隣にいたおじさんが「お、持ってきてる人がいる」とかつぶやいていました。どうもその人も同じような目的で来ていたようですが、対応品がわからないようで、スマホでつり下がっているヤツの写真を撮りまくっていました。二度手間になりますから、ものがちゃんと確認できるようにしてからホームセンターへ行きましょう スマイル

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購入したのはKVKというメーカのものですが、うちのと若干形状が違っていました。どうも、吸水口の形状が丸いのでも三角のでも対応できるというものらしくて、ちょっとへんてこな吸水口になっています。

左の垂れ目のが今回買ったヤツで、右の笑顔のヤツが今回壊れてしまったオリジナルの方です。

二つの目の部分から温水と冷水を吸って、クチの部分から混合されたものがはき出されてくると言うわかりやすい形状。

あとは、これをさっきと逆順ではめていくだけです。簡単。とりあえず、これで、漏水問題はすっきり解決です♫