ストックになかった1uF, 330uFなどの、ケミコンの他に、FMモジュールに使われていたケミコンも交換してしまうことにして、秋葉原で部品を買ってきましたよ。
ICアンプモジュールは、左下の黒い電解コンデンサが、今回置き換えた330uFのコンデンサ。これで、ICアンプモジュール内の全てのケミコンが新品に変わったことになります。
FMモジュールは、FMバンドの電波を送受信できるモジュールで、10の実験回路が組めるパーツです。復刻版には入っていないパーツで、シンセサイザーモジュールと同様、貴重なパーツです。
先日、動作確認した際には、一応動いていましたが、まあ、ついでですから。
右側に三つ並んでいるのと、上に一つ横倒しになっているのが交換すべき電解コンデンサ-。1uF、3.3uF×2、そして10uFの四本になります。
さくさく交換していこうじゃないですか。付いている部品の足下の半田を、半田吸い取り線で丁寧にはがしていきます。あとは、ちょいと足にコテを当てながら引き抜いていきます。
電解コンデンサーは、極性があるので向きだけ間違えないように、新しいものを差し込んで、半田付けして完了。この30年の間の技術の進歩なのか、同じ容量、同じ耐圧のコンデンサーでもはっきりと小型化しています。
ブロックの方は、T字配線パーツの一つが接点バネが折れてしまい、要交換。30kΩの抵抗ブロックが行方不明、直線配線ブロックが大昔に、半田ごてをうっかり当ててしまいブロックが溶解しているので、復刻版のパーツ販売に申し込んで、直線と10kΩの抵抗パーツを購入。
溶解している直線パーツの接点バネをはずして、T字に移植。10kΩは抵抗を外して、30kΩと交換し、「10kΩ」の「1」をとりあえず、ダイソーのリューターで削り取ってしまいました。あとで、ここには、白ペンかなにかで「3」を書き入れることにします。
それと1uFの電解コンデンサーも交換。これで、破損、劣化ブロックの修復は完了。
EX181+FMモジュールが一応完動品になった……はずです。もしかしたら、CdSモジュールも交換が必要かも知れませんが、一応、暗くすると電流が流れなくなる動作はしているので、とりあえずはこのまま。
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