電子ブロックEXは一部修理が必要でした

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発掘したはいいものの、組んだ回路の動作がどうも妙なので、とりあえず、電子ブロックminiの、トランジスタ検査とダイオード検査を組んで、EXのトランジスタと、ダイオードをそれぞれかけてみました。

すると、トランジスタブロックの片方が、ベース電流も流さないうちから全開でコレクタ電流をダダ漏れにしていました orz

いけません。交換が必要です。とりあえず、取り出して、中身のトランジスタの素性を確認します。

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使われていたのは、松下製の2SC828 Qというトランジスタ。QはhFEのグレードですので、これと似たような、代替品がうちにないかと漁ってみました。

すると、東芝の2SC1815 YとGRをストックしていました。hFEのグレードからみると、どうもYで良さそうなので、早速これで置き換えてしまうことにしました。

まあ、端子の半田を全部ひっぺがして、トランジスタを摘出したら、2SC1815 Yを、そっくり同じように配線してはめ直すだけなのですけれどね。

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ついでに、電子ブロックEXは、僕が小学生時代に購入したものですから、ケミコンも30年以上を経過しているので微妙に不安。(そんなこといったら、ICアンプ回路に組み込まれているケミコンもすべからく不安なのですがとりあえず、アンプとして動作しているっぽいので、今回は後回しにする。)

EX181に使用されているケミコンは、10uFが二つと、47uFが一つ、あと、1uFがあるのですが、1uFは手元にストックがなかったし、FM音源回路でしか使わないので、今回はこれも見送っておくことに。

耐圧はいずれもオリジナルは16V品だったのですが、47uFは35V品しかなかったので、それで良いことにして交換しておきました。

微妙に、発振回路なんかで、期待と違う感じの発振をしたりするのがまだあるので、もう少し、部品を交換してやらないといけないかも知れませんが、まずは。