無線LANが危ない

無線LANのWPA/WPA2-PSKをGPUで超高速解析してパスワードを見つけるフリーのオープンソースソフト「Pyrit」

ATI Stream テクノロジー/Nvidia CUDA/OpenCLを駆使し、WPA/WPA2-PSKを突破するために必要となる巨大なデータベースを事前に作成することによって極めて高速にパスワードを解析できるのがフリーのオープンソースソフト「Pyrit」です。厳密なライセンスはGNU GPL v3となっています。

まあ、今用いられている暗号の安全性というのは、「計算が大変」ということに立脚しているので、計算機の性能が上昇すればするほど、暗号の安全性は下がっていくのは自明とはいえ……。

あらかじめ、巨大なテーブルを用意する必要があるらしく、システムの携行性が低いのが救いと言えば救いですが、なにも、これを持ち歩く必要はなく、リモートからデータを突っ込めればいいわけですから、あまり気休めにもならないかもしれません。やれやれ。