そこはよしなにやってくれる

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hhqvga

某アドベンチャーゲームは、大本になった環境が、320x200という解像度のシステムだったので、グラフィックスの描画もその大きさを前提に行なわれている。

以前、PalmOS版を作ろうとした時、この部分がネックとなった。というのも、PalmOS4 までは、画面は160x160だったからだ。といっても、実は、SONYのCLIeが、PalmOS4ながら、独自のハイレゾ拡張をし、320x320の解像度を実現、その後、PalmOS 5のマシンは、160x160ないし320x320 (320x480もあった)の解像度を持つことができるようになり、ココにいたって、320x200 の画面をもつ、このゲームを移植することができるようになったのだ。が、移植したら、160x160版にも無理矢理解像度を落とし込んで表示するバージョンを作ってみた。一応できるが、解像度をダウンコンバートする課程で処理に時間がかかりすぎて全く実用的ではなかった。

さて、時は流れてAndroid。小さなケータイでさえ、WVGAは当たり前なので、よもやと思ったが、未だにQVGAのデバイスがあることもわかり、どきっとする。

QVGAでは320x240しか解像度がないから、横画面時はさておき、縦画面ではまた手動ダウンコンバートの悪夢が生じるのか? QVGA版は横画面固定にするか? などと思ったりもしたのですが、ImageView なのか、その下にいるクラスなのかはよくわかってませんが、どうもよしなに伸縮をしてはめ込んでくれるらしいのです。すごい!

と、いうわけで、QVGAの環境でも、安心して遊べるらしいことが判りました。すばらしい。グレイト。やるじゃないの、Android!!