今週号の週アス。このところ、なれる!SEの番外編が連載されているのですが、気になったのですよ。FM-7で、テープからソフトをロードしている時に、停止ボタンも押さず、電源も切らないで、イジェクトボタンを押したらテープがジャムったっていう記述。
いえ、わたしも、大概、古いユーザなので、カセットテープでプログラムやデータをロードするっていう時代も知っていますが、わたしの知る限り、カセットテープって、そんな簡単にジャムらないと思うんですよ。
まず、大抵のラジカセなり、PC用のデータレコーダなりで、イジェクトボタンは、同時に停止ボタンが機械的に押されるようになっていたり、あるいは、相当の動作をするようになっていたりしたはずで
ポータブルカセットプレイヤ
そもそも、ヘリカルスキャンのように、テープを機器の奥深くまで引っ張り込んでヘッドに押し当てるビデオテープと違って、まっすぐ走行させるだけのカセットテープって、こういう操作に滅法強いんですよね。
なので、この話、どうもリアリティが感じられなくてねぇ。いや、絶対にジャムらないわけじゃなくて、ジャムってワカメになったカセットテープだって見たこともありますけれど、それってテープが粗悪品だったり、或いは入れた時点で、たるみやらテープに折れ目やらがあったりしたのがほとんどだったように思うんですよね-。
実際に、いきなりイジェクトでテープワカメにしちゃった人って、いますか? いえ、本当に、そんなことがあったものなのかどうかって言うのが興味があるんですよね(^^;;
shi-ta
hiroさんが正しいと思う。
ローラーに巻き込まないといわゆるジャムった状態にはならないですよね。
イジェクトに失敗したからジャムったんじゃなくて、ジャムったから
イジェクトに失敗したんじゃないのかしらん。
あるいは富士通のテレコは特別に出来が悪かったとか?
(そんなに差はない・・・と思いたいけれど)
>相当の動作をするようになっていたりしたはず
無理やり出そうとしてもヘッドそのものに引っかかってイジェクトできないとかもありました。ヘッドをカセットのエンクロージャに押し込む形でテープに密着させるから。
hiro
ですよねー。
この夏海公司ってひと、Wikipediaひっかけてみたけれど、年齢は出ていませんが、2008年デビューのラノベ作家ですから、おそらくは、リアルタイムで、こういうことしてた世代より少し下っているんじゃないかと思うんですよね。
なので、誰かの武勇伝を鵜呑みにしたか(大抵余計な誇張がはいっていたりウソが混じっていたりする。> 武勇伝)、なんかそんなところなんでしょうね。
それにしても、週刊アスキー、するっとこういうの載っちゃうって、いくら、創作とはいえ、チェック甘くないか? というか、まあ、もうアスキーって名前だけど、昔のアスキーとは、全然違って、こういうの知っているヒトは残ってないんでしょうけれどね。
shi-ta
創刊時は技術誌だったのに。
いつのまに創作同人誌になったんですか。>アスキー
それを言ったら、パソコンや家電の耐久消費財が文字通りの消費財になる
日が来るなんて、当時は思いませんでしたが orz
テープを使いすぎてワカメにしたり磁性体が擦り切れちゃった?り、大事に
しすぎてカビを生やしたりしたことはありますけれど、ジャムった経験は
そんなにありませんね。皆無じゃありませんけれど。
でも巻き込まれるのはイジェクトじゃなくて動作時ですよね。
hiro
そうなんですよねえ。イジェクトでジャムらせるって結構難易度高いと思う。
まあ、アスキーは、名前はアスキーでも今は、アスキーメディアワークス。角川の一角ですからね。誌名もいっそ、「パソコン・ウォーカー」とかに変えた方がいいんじゃあないですかね?
週刊だってコトをさっぴいても、ベンチマークなんかのツッコミも甘いし、ぬるーい感じの雑誌になってしまっていますよ、とほ。