生ミルキー

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小町通りの駅よりの入り口には、不二家がある。最近は向かいにNHKのアンテナショップもできて、ドーモくんとペコちゃんが向き合っている不思議空間だが、とにかくそこには不二家がある。例の不祥事以降、すっかりペコちゃんが生息している場所がなくなり、来年には、絶滅危惧種だとか、取引禁止に指定されるんじゃないかという勢いだが、とにかく、そこには、まだ、ペコちゃんが居るのである。

保冷剤をむりやり詰めてひしゃげた生ミルキー

店頭に、「生ミルキー」のポスターが飾られていて、数量限定という日本人の急所を鋭く抉る文字についつられて、購入してきてしまった。どうでもいいのだが、保冷剤を、カップの形状に合ったものを使うか、容器を保冷剤に合わせるとかした方が、いいんじゃないかというようなパッケージでやってきた、コレっていかがなものかと?

なんだか、この、ひしゃげたパッケージを見ていると、店舗数が減っていったのは、必ずしも不祥事のせいだけではないんじゃないかというような、気がしてならないのは、ワタシだけか?

まぁ、味に変わりなし、味で勝負だ、というのであれば、まぁ、それはそれでいいんだけれど。

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で、肝心のお味、なわけだが、良くも悪くも、完璧にミルキー。考えてみれば、練乳と水飴とでできているというミルキーを、生にしたからといって、口溶け以外の違いが明確に出ようはずもなく、ごく当たり前のことなのだが、これは、人によって、期待通りなのか期待はずれなのか大きく分かれるところだろう。

が、一ついえることは、コストパフォーマンスの観点からは、ミルキー+口溶け、以上の何か+αを求めたくなるのは、仕方のないところだろう。そういう意味では、ちまたで流行っている、生キャラメルに比べると、イマイチ感が高いか?

話の種に……するにも、やや、ハードルが高いか? 生イチゴミルキーなど、何種類かの味を作って、アソートみたいにして売ったら、もう少しなんとかなるか?!